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住まいのレシピ2〜ランドリールーム・リフォーム編

リフォームしたい
2022.01.25

花粉症の季節や梅雨の長雨はもちろん、どんよりした天気が続くのに厚物で乾きにくい衣類が増える冬など、悩ましさが続く洗濯物問題解決のためにニーズが増えているランドリールーム
今回はリフォームで室内干しへの対応を加えた事例をご紹介します。

日当たりのいい縁側をランドリールームに

まずは、古い日本家屋でよく見られる間取りを上手に活用した事例。

かつて一般的だったのが、南側の日当たりのいい場所に広縁の廊下が続き、そこに床の間や仏間のある和室の続き間が配置された間取り。

親族が集まる法事や近所の人が集まる寄り合いには重宝されていた続き間も近年では使う機会が減り、日当たりが良い部屋はほとんど使われず、一番使うダイニング・キッチンは奥まった寒くて狭い部屋のままというケースが多く見られます。

そこで、縁側や和室だった空間を広いLDKに変えたいという希望が、古民家再生などの大規模リノベーションなどでよく挙げられます。

お祖父様が建てられた家を受け継いだW様邸では、そうした間取り変更を取り入れながら、さらに日当たりのいい縁側の一部をランドリールームとして残しました。

洗濯機の置いてある洗面室に近い廊下側と、リビング側の2WAYの動線にしたこともポイントで、取り入れた洗濯物をリビングのカウンターでさっとアイロンがけすることができます。

ご紹介したW様邸は、コンテストに入賞した壁紙のコーディネートも素敵なので、ぜひご覧ください。

間取り変更で生まれたデッドスペースを有効活用

続いてご紹介するのは、やはりお祖父様が建てられた家に大規模な間取り変更を取り入れたS様邸。

帰宅した子どもたちに「お帰り」と言えるリビング階段を希望され、階段を架け替えたことで、もともと階段のあった空間の活用を検討。
日当たりの良さを活かして、ランドリースペースとして活用する提案を採用されました。

こちらのS様邸も、「ひろしま住まいづくりコンクール2020空き家再生部門奨励賞」を受賞した事例。
築約80年の古民家が劇的に快適な住まいに再生されていますので、ご参照ください。

暮らしに合わせてポール一つからでも毎日が便利で快適に

間取り変更などの大規模リフォームではなくても、浴室・洗面室の見直しの際に、浴室乾燥機付きのシステムバスを採用したり、洗面室に室内干しの器具を設置するだけでも、外に干しづらい時の心強い味方になります。

また冬場は乾燥を防ぐため、寝室にタオルを干して寝るので、窓際にポールを設置してほしいという要望に応じた事例もありました。

ライフスタイルに合わせて自在な要望に応じることができますので、「こんなことできるかな?」と思ったことも気軽にご相談してみてください。

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