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キッチンリフォームにかかる期間は?費用や期間中どこにいるかをご紹介

リフォームしたい
2022.10.11

キッチンのリフォームに興味があっても、「工事期間や費用がどれくらいかイメージできない」という方もいるでしょう。

キッチンのリフォームにかかるコストは商品のグレードや設置方法によって金額に開きがあり、まさに「ピンキリ」です。

それだけでなく、工事期間もキッチンの種類やリフォーム内容によって大きく異なります。

そこで今回は、標準的なキッチンリフォームの場合、工事期間・費用がどれくらいかかるのかを解説します。

加えて、キッチンリフォームの補助金や工事中の滞在場所、キッチンリフォームの注意点、工事期間を短縮する方法についてもご紹介します。

キッチンのリフォームを検討している方やリフォーム期間で疑問をお持ちの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

キッチンリフォームの疑問を解決

キッチンリフォームにかかる期間は?キッチンの種類別に解説

キッチンリフォームには、新しいシステムキッチンに入れ替えるリフォームから、思い切ってキッチンの配置(レイアウト)を変えるリフォームまでさまざまです。

キッチンリフォームにかかる期間は、準備期間を含め、リフォームのタイプによって変わってきます。

キッチンリフォームの準備期間について

キッチンリフォームの準備期間は、レイアウト変更の有無によって変わってきます。

それぞれどれくらいの準備期間を要するのでしょうか?

レイアウトを変更する場合

キッチンのレイアウトを変更する場合、準備に1週間〜1ヵ月程度かかることがあります。

レイアウトを変更するということは、間取りやカウンターの設置場所を変更するということです。

例えば、「壁側のキッチン→アイランドキッチン」、「I型のキッチン→L型のキッチン」など、レイアウトを大幅に変更する場合、比較的大規模なリフォームが必要になります。

さらに、レイアウトを変更する場合は水道管やガス管、配線の工事だけでなく、床の張替えなども行う必要があります。

特に、リビングとの仕切りを解体するといった大規模な工事があると、期間は長期化する傾向にあります。

レイアウトを変更しない場合

レイアウトを変更しない場合は、1日〜6日間程度の期間でリフォームが完了するでしょう。

レイアウトを変更するリフォームと比較すると、短期間で工事が完了します。

間取りを変更せずに、キッチンを新しいものに取り替えるだけなので、レイアウト変更を伴うリフォームよりも短い期間で済みます。

しかし、内装を変更する場合は、壁紙や床材を張り替えたり、タイルで装飾したりする必要があるので、キッチンを交換するだけの工事よりも期間が長期化します。

キッチンリフォームの期間を種類別にご紹介

キッチンリフォームにかかる期間を「壁付け型のままリフォーム」、「対面型へリフォーム」、「キッチンリフォームのオプション工事」に分けて紹介します。

壁付け型のままリフォーム

壁に向かって設置されたキッチンを、壁付け型といいます。

キッチンの配置を変えず、これまでと同じ型のシステムキッチンと交換するシンプルなリフォームです。工事費用も少なく、工期も比較的短くなります。

コンロやレンジフード、食洗機など、一部の機器だけ取り替える方法もあります。

ただし、機器のサイズに制限を受ける、あるいはサイズが異なる場合は追加工事が必要になる場合もあり注意が必要です。

対面型へリフォーム

キッチンがダイニングやリビングと対面しているI型(対面)やアイランド型へのリフォームもあります。

ちなみに、壁から半島のように突き出しているのがI型(対面)で、キッチンが島のように独立し両サイドが自由に通れるのがアイランド型です。

水道やガスの配管、電気配線、新たなレンジフードの設置などが必要になるため、工事費が増加するとともに工期も長くなります。

このほか、台所のコーナーを活用したL型やU型へ、キッチンの配置換えを行うリフォームも人気です。

出典:HIROSHIMA REFORM

キッチンリフォームのオプション工事

システムキッチンの取り替えや配置変えのほか、換気扇やレンジフード交換、キッチンパネルをはじめ、壁や天井クロス、および床材の貼り替え、収納の追加などのオプション工事もあります。

中には「オーダーメイドでこだわりの詰まったキッチンにしたい」という人がいるかもしれません。

オーダーメイドのキッチンの場合、設計やデザインなどを一から計画するので「1〜2ヵ月」程度かかります。

特に、「海外製のキッチンを輸入したい」という場合、上記にプラスして輸送する時間が必要になるので、完成まで「3〜4ヵ月」程度が目安です。

既製品のキッチンを導入する場合は、もう少し期間を短縮できるでしょう。

参考:トータテリフォームセンター施工事例

参考:トータテリフォームセンター施工事例

キッチンリフォームに必要な費用は?作業内容別に解説。

キッチンの配置を変更しないリフォームの費用と作業内容

費用の目安:60万~100万円
工事期間の目安:2日~5日程度
※標準的なグレードのキッチンの場合
※内装含む

システムキッチンを入れ替えるだけの簡単なリフォームは、最短で2日です。

入れ替えのタイミングで、水の元栓を2〜3時間止めて行う作業が最低2回発生します。

さらに、床や壁紙・天井クロスの貼り替えを行うと、内容によって異なりますが約5日必要です(内装工事の範囲や面積により、工事期間は大きく変わります)。

キッチンの配置を変更するリフォームの費用と作業内容

費用の目安:150万~300万円
工事期間の目安:5日~10日程度

※標準的なグレードのキッチンの場合
※内装含む

壁付け型から対面型など、レイアウト変更を伴うリフォームは、5~10日程度必要です。

壁の撤去などの間取り変更が加わると、工事期間がさらに長くなります。

台所が使えない期間や水の元栓を閉めるタイミングは、工程表をみながら施工会社と相談するとよいでしょう。

参考:トータテリフォームセンター施工事例 

キッチンリフォームに補助金はある?

キッチンリフォームには、ある程度のコストがかかることが分かりました。

それでは、キッチンリフォーム時に利用できる補助金はあるのでしょうか?

結論から述べると、国や地方自治体が提供している補助金はいくつか存在します。

しかし、補助金を受け取れる条件をクリアする必要があるので、ホームページや資料などで情報を収集することが大切です。

補助金をもらえる条件

補助金は、単なるキッチンリフォームではなく、目的性の強いキッチンリフォームを対象にしています。

例えば、補助金がもらえる条件として、以下の項目が挙げられるでしょう。

  • ・断熱、省エネ
  • ・子育て
  • ・バリアフリー
  • ・介護
  • ・防犯
  • ・耐震
  • ・劣化対策
  • ・テレワーク

他にも、補助金を受け取るための要件が厳しく定められているので、申し込む前にしっかりと確認することが重要です。

キッチンのみのリフォームの場合、補助金を受け取れない可能性があります。

補助金一覧

補助金には、さまざまな目的や種類、条件のものがあります。

どのような補助金があるか、その一部を一覧でご紹介します。

給湯省エネ事業

概要:経済産業省が運営する、高効率給湯器の導入支援を目的にした補助金制度。

参考:給湯省エネ事業│事業内容

先進的窓リノベ事業

概要:経済産業省と環境省が実施する、断熱性能のある窓への交換を促進するための補助金制度。

参考:先進的窓リノベ事業

既存住宅における断熱リフォーム支援事業

概要:公益財団法人北海道環境財団が運営する、全国の既存住宅を対象にした断熱リフォーム支援事業

参考:既存住宅における断熱リフォーム支援事業

長期優良住宅化リフォーム推進事業(認定長期優良住宅型の通年申請タイプ)

概要:国立研究開発法人が提供する、長期優良住宅化を促進する事業

参考:長期優良住宅化リフォーム推進事業

※令和5年10月10日現在では、認定長期優良住宅型の通年申請タイプのみが申請可能です。

参考:令和5年度 長期優良住宅化リフォーム推進事業

他にもさまざまな補助金があるので、地域の自治体が提供している補助金なども調べてみると良いでしょう。

申請のスケジュール

申請のスケジュールは、補助金の種類によって異なります。

例えば、給湯省エネ事業の場合、施工事業者(補助事業者)が申請手続きを行わなくてはいけません。

従って、申請のスケジュールは以下のような流れです。

  • 1.売買契約
  • 2.工事着工
  • 3.契約事業者により交付申請
  • 4.交付決定
  • 5.補助金の振込

申請は契約した事業者が行うため、事前に給湯省エネ事業を申請したい旨を忘れずに伝えましょう。

給湯省エネ事業に申し込む場合、「リフォーム時に対象機器を設置」などの条件があるため、事前に条件をしっかり確認することが大切です。

いずれにしても、申込期限を過ぎないように、早めに準備を行いましょう。

キッチンリフォーム中はどこにいる?住みながらできる?

キッチンリフォームは家全体をリフォームする訳ではないので、滞在場所はどうするべきか、悩む人も少なくありません。

では、キッチンリフォーム中はどこにいれば良いのでしょうか?

キッチンリフォーム中の生活は?

リフォームの規模にもよりますが、キッチンリフォームは、家に住みながら実施することが可能です。

キッチンを交換したり、内装を少し変更したりする程度の工事であれば、工事期間は長くないので、リフォーム中に家にいても問題ありません。

もちろん、キッチンは利用できなくなりますが、1週間程度であれば問題なく過ごすことができます。

しかし、本格的にレイアウトを変更する場合、仮住まいに移った方が良いケースもあります。

全体の床を張り替える工事の場合などは、生活できる場所が限られてしまうためです。

仮住まいを探す際は、ウィークリーマンションやマンスリーマンションなど、短期で契約できる物件を探しましょう。

ライフラインについて

ライフラインとは、電気や水道、ガスなど、生活を成り立たせるために必要な設備のことです。

キッチンリフォームの際に、このライフラインが使えなくなるタイミングがあります。

例えば、キッチンの解体時に、水道管を止めることがあるため、一時的にトイレの水が流れなくなってしまう場合があります。

「ライフラインが止まってしまうと困る」と心配な方は、業者にタイミングを確認しておくことが大切です。

食事について

キッチンリフォーム中は、もちろんキッチンを使用できなくなります。

しかし、冷蔵庫は場所を移動させるだけで、いつも通り使えるようになるので、冷凍庫に料理を作り置きしておいたり、簡単に料理できる食材を入れたりしておくと良いでしょう。

1週間未満のリフォームであれば、作り置き以外にも外食やコンビニ、スーパーなどを活用しても良いでしょう。

ただ、長期的なリフォームの場合、仮住まいに移った方が食事の心配をせずに済むかもしれません。

きちんと計画を立てておくことをおすすめします。

キッチンリフォーム中の生活の注意点

キッチンリフォーム中は、外出のタイミングに気をつけましょう。

日中家にいることが多い場合、スタッフが出入りするタイミングさえ家にいれば、外出しても問題ありません。

お子様のお迎えや買い物に行く際は、一声スタッフに声をかけてから出かけるようにしてください。

一方、仕事などで不在の時間が長い場合、業者に鍵を預けて、開錠・施錠してもらうこともできます。

ただ、スタッフの出入りが頻繁に行われる場合は空き巣に狙われやすいので注意が必要です。

貴重品は持ち歩く、金庫で保管するなどして、盗まれないように対策してください。

キッチンリフォームをするにあたって考えておくこと

キッチンリフォームをする前に、考えておくべきポイントがいくつかあります。

リフォームで後悔しないためにも、以下のポイントを確認しておきましょう。

動線を確保する

キッチンの設計を考える際は、キッチンの動線を意識するようにしましょう。

キッチンにおける動線とは、「調理の流れ」を意味します。

つまり、食材を洗う、調理する、テーブルに運ぶなどの一連の動きを意識したレイアウトにするということです。

この動線が考えられたキッチンであると、移動を最小限に抑えられるので、体力や時間を節約できます。

特に、朝などの忙しい時間帯は、動線が考えられたキッチンの方がスムーズに支度を進められます。

しかし、動線を考えられていないと余計な動きが増え、より疲れやすくなったり、余計な時間がかかったりするのです。

家具や家電の収納スペースについて

家具や家電の収納スペースについて考慮することが大切です。

リフォームが完了してから「家具が置けない」「収納が足りない」などの状態になっても、修正するには再度リフォームが必要なので時間とコストがかかります。

例えば、家具や家電の収納スペースを考慮できていないと「冷蔵庫を置くスペースが狭くて、扉を十分に開けられない」、「分別用のゴミ箱を全て設置できない」などといった事態に陥る可能性があります。

こういった問題を未然に防ぐためにも、家具や家電の収納スペースを事前に考えながら設計することが重要です。

収納スペースが余分に欲しい、これから購入する予定の家具があるなどの場合、ハウスメーカーや業者との打ち合わせ時に伝えておきましょう。

キッチンの機能性について

キッチンで必要な機能や設備は何か、考えておくことをおすすめします。

いくら最新の設備を導入したとしても、使わないのであれば意味がありません。

例えば、コストをかけて「食洗器を導入したのに、慣れなくてあまり使っていない」というケースがあります。

こういった機能や設備を導入するには、一定のコストがかかるので、本当に必要な設備や機能かを確認することは大切です。

ハウスメーカーや住宅会社に勧められたとしても、あまり使わない機能であれば断るようにしましょう。

キッチンリフォームは1日でできる?工事期間を短縮する方法

工夫次第では、キッチンリフォームの期間を短縮することができます。

繁忙期を避ける

キッチンリフォームの期間を短縮させたい人は、繁忙期を避けることをおすすめします。

リフォーム業界の繁忙期は、「11月〜3月末」、および「年末・年度末」あたりです。

こういった時期に発注してしまうと、リフォームの需要が伸びるので、スケジュールが合わずに工事期間が先延ばしになってしまう可能性があります。

加えて、天候が良い時期を選ぶことも大切です。

台風や大雨、大雪などが被ってしまうと、工事が遅延してしまいます。

工事しやすい環境を作っておく

工事期間を短縮化するには、工事しやすい環境を作っておくことも重要でしょう。

すぐに工事に着手できるようにすることで、その分時間を節約できます。

例えば、食器や食材を別の場所に移しておく、キッチン周りの荷物を別の部屋に移動させるなどして、工事しやすい環境を作りましょう。

また、物の搬入がしやすいように玄関周りも片付けておくと良いでしょう。

こういった片付けの作業は時間がかかるため、作業員が来る前に片付けなどは済ませておくことをおすすめします。

キッチンアイテムを整理する際は、新しいキッチンでもスムーズに収納できるよう、カテゴリーごとに整理しておくと良いでしょう。

トータテおすすめのキッチンリフォーム

今回の記事では、キッチンのリフォームにかかる期間について解説しました。

リフォームに要する期間は、キッチンの種類やリフォームの内容、業者、住宅の状況、外的環境などによって変わってきます。

キッチンリフォームの時間を短くしたい人は、繁忙期を避けるなどの工夫をすることが大切です。

トータテリフォームセンターでは、キッチンレイアウトなどの様々なニーズをお伺いしながら、ベストなキッチンリフォームをご提案しています。

もちろん、作業工程などの要望にも可能なかぎりお応えしています。

まずはお気軽にご希望をお伝えください。

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