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TOPICS住まいのコラム

夫婦の暮らしに合わせたマンションリノベーション

リフォームしたい
2019.01.25


今回お邪魔したのは、S様邸。
新築で購入して20年以上経過したマンションリノベーションを実現されました。

リフォームを考え始めたきっかけは、電気温水器が交換時期になったこと。
合わせて水回り機器の交換を考え、浴室を広いものにしたいと希望したところから、どうせ壁を動かすのなら良いプランがあれば家全体を見直しても良いと考えるように。
数社に相談したところ、トータテリフォームセンターが提案したプランを気に入り、思い切ってスケルトンリフォームで全面改装に踏み切られました。

〈after〉


一番の決め手になったのは、キッチンの提案。
和室を狭くしてもいいのでLDKを広くしたいという希望に、カウンタータイプのアイランドキッチンでダイニングを兼ねるプランを作成したところ、リビングがゆったりくつろぎのスペースとして使えると喜んでいただけました。

キッチンの向きを変えるためには配管変更で床を上げる必要が生じるという課題にも意見を交わし合い、DKスペースだけ小上がりにすることに。段差の部分にソファを置き、コンセントを設けることで、ソファで充電しながらスマホやタブレットで作業ができる大変機能的なプランになりました。
またリビングでパソコンを使うご主人に提案したカウンター付のリビング収納は、ご主人のリクエストでアレンジ。中にコンセントを設けてルーターハードディスクを置くスペースとし、壁の後ろに配線を通すことで、以前はコードであふれていたというテレビ周りがすっきりしました。

和室は、和装のお仕事をされている奥さま専用ルームに。両壁の床はタンスを置くよう板張りにし、着付け時に役立つ姿見を設置。さらに、愛猫のレンちゃん専用通路を設け、リビングのドアを閉めていても、餌を置いている寝室へ自由に行き来できるようにしました。
壁の上が少し空いているのは、壁の裏側のクローゼットの通気を考えた、ご主人のリクエストによります。

ご主人のこだわりは、玄関側の洋室を転用した土間
裸足でも歩ける床のタイル素材にこだわり、自転車を2台収納できるスタンドを設置。その奥は、ご夫婦の趣味の物をたっぷり収納できるオープン棚に。
すっきりと統一させたにはナンバリングをして、スマホで中身のリストを管理するという、今時の収納アイデアにも感心させていただきました。

提案をベースに、20年が経過してライフスタイルも定着した〝〟の暮らしに合わせてブラッシュアップさせていったS様邸
住まいに対して「こうしたい」とか「こういう設備を取り入れたい」という希望を叶え、空間や生活動線の無駄を解消し、二重サッシで断熱性を向上させ結露のない快適性を手に入れたことはもちろん、持ち物を見直して「半分以上は断捨離できた」ことも大きかったそう。
住まいを見直すことは、暮らしをより素敵充実したものに変えること。そんな大切なことを、改めて感じることができた事例でもありました。

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