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これってどうなの?!リフォーム見積りのよくある疑問

リフォームしたい
2024.03.03

「家の設備がだいぶ老朽化してきた」
「子供の独立や老後を考えて間取りを変えたい」
「バリアフリーの家にしたい」
「収納スペースを増やしたい」
このような理由でリフォームを検討しているけど、どのように見積もりを取ればいいのかわからない、
という方も多いのではないでしょうか。
今回の記事ではリフォームの見積もり時に想定される疑問や、失敗をしないためのポイントを解説していきます。

リフォームを依頼するまでに準備すべき3つのこと

リフォームの希望と優先順位を明確にしておきましょう

まずは、家族全員でリフォームしようと思っている箇所を中心に、広い範囲を見直してから優先順位を決めましょう。後から気がついて追加工事になってしまうことを防げるほか、古いものを新しいものに設備交換するだけ以上に、暮らしやすくするための改善ポイントが見えてくるかもしれません。

またここは絶対にリフォームしたいというところと、予算に収まればリフォームしたいというところの、優先順位を明確にしておいたほうがいいでしょう。

予算の希望額と上限額を決めておきましょう

リフォームのお見積もり前には「希望額」と「上限額」で2つの金額を設定しておくのがおすすめです。
お見積もりのご依頼時には「希望額」を伝え、見積もりを見ながら
「上限額」に収まるように詳細をつめていきましょう。

家のデータをまとめておきましょう

リフォーム会社へ訪問する場合は、家の図面やリフォームしたいところの写真など、
できる限り希望を正確に伝えられるように準備をして行きましょう。

また外壁や屋根のリフォームを検討される場合は、足場を仮設するスペースがあるかを判断してもらうために、隣家との距離も測っておくといいです。

見積もりを依頼する時の注意点

現地調査は必ず1社ずつ行ってもらいましょう

相見積もりを依頼することはまったく問題ありません。
むしろ公平なジャッジをするためにも複数社で比較したほうがいいです。

また見積もりを依頼すると実際に家の状態を確認する「現地調査」が必要になります。
来店だけではどうしても正確なお見積もりが出せないので、
想定外の工事費用の出費を極力出さないためにも必ず現地調査はしてもらいましょう。

ただし、各業者が訪問する日時は必ず、ずらすようにしましょう

相見積もりをするときは比較のために項目を揃えましょう

トータテリフォームセンターは、見積りも丁寧に作成させていただきます。希望通りの工事内容か、施行箇所や項目などご確認ください。

業者によってはお見積りに料金や出張料がかかったりするところもありますが、私たちトータテリフォームセンターは基本無料です。(但し、耐震診断やアスベスト調査などの専門調査は必要経費をいただいております。)また工事の種類によって費用相場も変わってくるため、相見積もりで金額がずれることも多々あるでしょう。

そこでトータテリフォームセンターでは他社のお見積もり内容をお伺いするようにしています。施工箇所や項目が同じお見積もりになっていなければ比較にならないためです。

複数社でお見積もりを取られる場合には施工箇所と項目を揃えてお見積もりを取っていただくことをおすすめします。

お断りする場合も必ず連絡を入れましょう

複数社で相見積もりを取るということは、決めた1社以外はお断りをしなければなりません。
断ることが決まった時点で電話やメールで早めに連絡を入れてあげましょう。

お見積もりを作成してもらったお礼と他社にした理由をきちんとお伝えすると、
お互いに嫌な気持ちにならずに終えることができます。

業者によって価格が変わるのはなぜ?

複数社に相見積もりを取ると「意外と価格差があるな」と実感されることがあります。
これはリフォーム会社各社のご提案プランや会社の規模・仕入れ価格などが複合的に影響しています。

さらに詳しくみていくと、リフォームの費用は大きく分けて
「設備・建材の費用」「施工に関わる費用」の合計金額となります。

「設備・建材の費用」はTOTO、クリナップなどのキッチンメーカーやサンゲツ、
リリカラなどの内装材メーカーなどから購入した材料・設備のことで、
割引金額が違っていたり、そもそもの材料が異なれば費用も変わってきます。

「施工に関わる費用」は施工方法や工程、工期、携わる人数によって費用が決まるので、
施工の方法や人数が異なれば費用も大きく変わるのは当然のことですよね。
また、養生、仮設工事、産業廃棄物処理費用などは現場ごとに量が異なります。

費用が高い安いだけで判断するのではなく、どちらの業者が安心で理想に近い施工をしてくれるのか。
そしてその中で納得できる金額になっているのか。

これらを総合的に判断するために相見積もりを活用しましょう。

予算オーバーはよくあること?

最新の設備や素敵なアイデアを目にするうちに、ついやりたいことが増えてしまい予算オーバーになってしまうことがしばしばあります。このとき無理に予算内で全部やろうとすると、どれも中途半端になってしまいます。最初に家族で話し合った優先順位に添って、予算配分をしましょう。

また、予算オーバーとは少しニュアンスが違う「追加工事費用」が発生する場合があります。

例えば、お風呂のリフォームをするとします。見積りではユニットバス本体とその工事代金が出されていますが、いざ古い浴室を解体してみると土台や柱が腐っていたということはよくある話です。そうすると柱や土台の交換で追加の工事が必要になるので、追加費用が発生します。リフォームでは工事開始後に予想外の問題が見つかり、追加工事が必要になることもあるので、予算は余裕をもたせておくと安心です。

 

相見積もりで信頼できるリフォーム会社を見極めてください

最後に円滑にリフォームを進めていくうえで、
もっとも基本かつ大事な会社選びについてお伝えさせていただきます。

リフォームには、メーカー商品以外「定価」というものがありません。

そのため、予算内で希望のリフォームを実現するために、
相見積もりを2~3社とっていただくことをおすすめしています。

リフォームのお見積もりには、工事プランのご提案が含まれます。
ご自宅にお伺いし、現地調査で現状を把握し、お客様の希望を伺ったうえで、
適切なリフォーム工事をご提案いたします。

そのご提案の中に、リフォーム会社の考え方やスタンスが見えてくるかと思います。
そうして、見比べていただき、最もベストだと思うプラン(会社)を
見極めていただければと思います。

多くの会社に依頼してしまうと、どのプランがどこの会社のものだったのかわからくなるなど、
後々トラブルにもなりやすいため、最大で3社程度相見積もりをとることをおすすめしています。

その中で私たちトータテリフォームセンターを候補に入れていただければ幸いです。

私たちが手がけたリフォーム事例と費用はこちらで公開しています。

https://reform.totate.co.jp/reform/

リフォームに関して気になることや聞きたいことがあればお気軽にご相談ください。

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