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宅配ボックスの設置は後悔する?メリットや後悔しないポイントを紹介
宅配ボックスの設置を検討しており、「メリットやデメリットは何だろう」「どんな種類があるのだろう」と悩んでいる方はいませんか?
本記事では、そんな悩みを持つ方に向けて以下の項目を解説します。
- 戸建ての宅配ボックスを設置して後悔した7つのこと
- 宅配ボックスを設置する5つのメリット
- 宅配ボックスの設置に後悔しないためには
- 戸建ての宅配ボックスにおきるトラブルや注意点について
- 宅配ボックスの種類について
本記事を参考にして、宅配ボックスの設置に後悔しないようにしてください。
戸建ての宅配ボックスはいらない?設置して後悔した7つのこと
戸建てに宅配ボックスの設置を検討するなら、ネガティブな意見も把握しておきたいものです。
そこで、戸建てに宅配ボックスを設置して後悔したことを7つご紹介します。
使用することが少ない
1つ目は、宅配ボックスを設置したのに、使用する頻度が少ないことです。
思い切って設置したのはいいものの、ネットショッピングをする機会が多い家族でも、意外と使用する頻度は多くなく、利便性を感じない方もいるでしょう。
他にも配達員が宅配ボックスに気付かず、ポストに不在通知を入れて帰るケースなど、十分に活用することができない場合もあります。
小さくて入らない
せっかく設置した宅配ボックスが小さく、荷物が入らないこともあります。
宅配ボックスは、種類やサイズが豊富であり、宅配ボックスを選ぶのに迷ってしまうこともあるでしょう。
もし大きな荷物が入らない宅配ボックスを選ぶと、結局直接受け取ることになる場合もあります。
注文する荷物の大きさを考えてから設置すると良いでしょう。
邪魔になっている
宅配ボックスが邪魔になり、設置を後悔するケースもあります。
宅配ボックスは、目立つ場所に置くべきものですが、動線を防いでしまうと、通行の邪魔になったりする場合があります。
特に工事をして取り付けるタイプの場合、簡単に移動することもできないため、慎重に設置する場所を決めた方が良いでしょう。
費用が高い
宅配ボックスの設置にかかる費用が高いと感じる方がいます。
宅配ボックスの種類によって金額はさまざまですが、本体費用に加えて、設置費用も発生し、庭などに固定する場合は、約5万円以上はかかると言われています。
また、防犯性能や素材にこだわると、さらに費用がかさむため、使用頻度が少ない人は後悔する可能性が高いです。
荷物が入っていることに気付かない
宅配ボックスは、荷物が入っていることに気付きにくく、後悔する人もいます。
宅配ボックスの中は見えないため、荷物が到着する日を常に把握していないと、荷物の存在に気付きません。
せっかく宅配ボックスを設置しても、荷物が入っていることに気付かなければ、数日間放置してしまう可能性もあるでしょう。
空き巣に盗まれた
防犯性が低い宅配ボックスを設置すると、荷物が空き巣に盗まれる可能性もあります。
特に、工事で設置しない簡易の宅配ボックスの場合は、セキュリティ面に不安があり、宅配ボックスごと盗まれたり、また、宅配ボックスを壊されたりする事例もあります。
耐久性が低く、ボロボロになった
宅配ボックスは、種類によっては、耐久性が低く、劣化しやすいです。
そもそも屋根のない所に野ざらしになると傷みやすいため、耐久性の高い宅配ボックスを設置することが適しています。
宅配ボックスが傷んだら買い替える必要があるため、コストが高くついてしまうことも後悔する要因になります。
宅配ボックスはやっぱり必要。設置する5つのメリット
宅配ボックスを設置して後悔する人もいる一方で、設置するメリットも複数あります。
そこで、ここからは、宅配ボックスを設置する5つのメリットについてご紹介します。
不在時や在宅時の入浴中でも荷物を受け取ることができる
宅配ボックスを設置すれば、不在時でも荷物を受け取ることができます。
日中は不在にしている家庭は、ネットショッピングをする度にポストに不在票が投函され、不便に感じている人もいるでしょう。
また、入浴していたり、子どもの世話をしていたりと、在宅時でも荷物を受け取ることができないタイミングは多々あります。
宅配ボックスを設置すれば、土日に再配達を頼むような無駄な手間をかけずに済むでしょう。
対面せずに荷物を受け取ることができる
宅配ボックスを設置すれば、配達員と対面せずに荷物を受け取ることができます。
昨今では、不審者が侵入する手口として、配達員を装うこともあります。
女性が1人で在宅していることが多い、子供だけしか家にいないことがあるなど、防犯性を高めたい家庭は、宅配ボックスの設置をおすすめします。
他にも、身なりを整えていないときや体調が悪いときなど、対面せずに受け取ることができるため、宅配ボックスを設置するメリットと言えるでしょう。
宅配業者に負担をかけずに済む
宅配業者に負担をかけずに済むことも宅配ボックスを設置するメリットと言えるでしょう。
宅配ボックスにいつでも配達できれば、不在時にも荷物を置いてくることができます。
宅配ボックスが無かったために、再配達で2度も届けに来てもらうことは、受け取る側からしても申し訳なさを感じてしまいます。
そして、近年ではネットショッピングが普及している中、宅配業者の過重労働が問題になっています。
国土交通省のデータによると、宅配便の再配達率は約11.8%であり、10回に1回以上の宅配便が再配達をしていることになります。
このデータは、社会問題化され、宅配ボックスの設置は国も推奨しています。
参考:令和4年10月の宅配便の再配達率は約11.8%|国土交通省
庭や玄関をおしゃれにすることができる
宅配ボックスは、庭や玄関の雰囲気を保ちながらおしゃれに設置できます。
インテリアにこだわる人は、宅配ボックスが庭や玄関の景観を壊すのではないかと不安に感じるかもしれません。
しかし、近年販売される宅配ボックスは、デザイン性の高いものが多いため、インテリアの一環として設置することができます。
不在時に荷物を発送することができる
宅配ボックスは、荷物を受け取る以外にも、集荷に活用できます。
集荷には、会員登録や宅配ボックスの種類の指定などの条件はありますが、不在時にも集荷してくれるため、良く集荷サービスを利用する方にとっては非常に便利です。
宅配ボックスの設置を後悔しないようにするには?
宅配ボックスを設置することのメリットとデメリットについて確認しました。
それらを踏まえて、ここからは、宅配ボックスを後悔しないように設置するために、気を付けるべきポイントを確認していきます。
サイズを考える
宅配ボックスを設置するなら、なるべく大きめのサイズのものを設置するのがおすすめです。
せっかく宅配ボックスを設置したのに、荷物が入らなければ意味がありません。
ネットショッピングでまとめ買いをする、また、購入頻度が高いといった方は、特に重視すべきポイントです。
よく受け取る荷物のサイズが入るのか、確認した上で設置する製品を選びましょう。
邪魔にならないよう設置場所を考える
宅配ボックスが邪魔にならないように、設置場所を決めましょう。
宅配ボックスは設置場所によっては邪魔になってしまうことがあるため、生活動線や子供が遊ぶ場所に設置しないよう、良く設置場所を考えましょう。
宅配ボックスにはさまざまな種類があるため、庭や玄関の大きさを踏まえて総合的に判断し、最適なものを選びましょう。
耐久性が高いものにする
耐久性が高い宅配ボックスを設置することも後悔しないためのポイントです。
耐久性が弱いと、塗装が剥がれ落ちたりと、すぐに壊れてしまいます。
特に、雨風や直射日光に当たる場所に設置する場合や、設置に工事が必要で長く使いたい場合などは、頑丈なものを選ぶことがおすすめです。
付属する機能を確認する
宅配ボックスを選ぶ際、付属する便利な機能も確認しましょう。
宅配ボックスは、近年便利さが増しており、スマートフォンやカードキーで施錠・解除ができるものや、スマートフォンで宅配されたかどうかを確認できるもの、自動印鑑機能が付いているものも販売されています。
価格と機能のバランスを考え、設置すると良いでしょう。
戸建ての宅配ボックスにおきるトラブルとは?注意点について
宅配ボックスは、便利な反面、トラブルにつながることもあるため、事前に注意点を把握しておけば、何かあった時にスムーズな対応ができます。
ここからは、戸建てに宅配ボックスを設置する際の注意点について整理していきます。
暗証番号が分からなくなる
宅配ボックスは、設定された暗証番号を入力し、解錠するものがありますが、その番号を忘れてしまうケースがあります。
そもそも暗証番号は、宅配業者が荷物を入れた後に設定することが一般的で、その後配達員が不在伝票に暗証番号を記載し、ポストに投函します。
もし不在票に暗証番号が書いていない場合、配達員が書き忘れた可能性があるので、運送会社などに確認してみましょう。
また、他にも、書いてある暗証番号を入力しても開かない場合は、配達員が入力を間違えた可能性があります。
何度か試しても開かない場合は、宅配ボックスの取扱説明書を読み、リセットすることも検討してみてください。
荷物が入っていない
ポストに配達通知は入っているのに、荷物が届いていないことがあるようです。
そういった際に考えられるのは、宅配業者が荷物を持ち帰ってしまったり、盗難に遭ってしまったりすることです。
こういった際は、機能付き宅配ボックスを設置することで確実に宅配されたかどうかを確認できるためおすすめです。
機能付きでない場合は、原因は分からないので、まずは宅配業者へ連絡して事情を説明しましょう。
もし盗難に遭ってしまった際は、宅配業者に保証を求めることは難しいようですが、大手通信サイトなどの販売者であれば、荷物の再送や料金の返金、ポイントでの還元などに対応してくれる可能性があります。
宅配ボックスが使われない
宅配業者が宅配ボックスに気付かず、上手く活用できていないパターンもあるようです。
宅配ボックスは、設置する場所によっては、人の目に付きにくくなってしまいます。
宅配ボックスが役目を果たせるように、分かりやすい位置に設置することがとても大切です。
また、ネットショッピングをする際、住所登録時には、不在時は宅配ボックスに入れて欲しい旨を記載しましょう。
加えて、玄関やポストに宅配業者宛にメモを貼っておくと、より宅配ボックスを使ってもらいやすくなります。
宅配ボックスの種類をご紹介
ここからは、宅配ボックスの種類を紹介していきます。
色々な種類を比較し、ご家庭に合った宅配ボックス選びに役立ててください。
設置方法
宅配ボックスは、設置方法の違いによって、「簡易設置型」と「工事設置型」の2種類に分けられます。
それぞれ詳しく確認していきましょう。
簡易設置型
簡易設置型は、工事をせずに玄関先に置くタイプの宅配ボックスです。
庭や玄関に設置でき、工事費もかかりません。
さらに、簡易設置型の宅配ボックスは、本体価格が抑えられる傾向にあり、気軽に導入できます。
一方で、防犯機能が薄いものが多いため、ものによっては盗難に遭う可能性が高まります。
宅配ボックスごと盗まれる可能性もあるので、ワイヤーを活用したり、人目に付く場所に設置したりするなど、防犯対策は慎重に行いましょう。
工事設置型
工事設置型は、工事を行い玄関や庭に固定するタイプの宅配ボックスで、簡単に取り外せないので箱ごと盗まれる心配がありません。
さらに工事設置型の宅配ボックスには重厚感があり、頑丈なものが多いです。
戸建て住宅を建てる際に、玄関や庭の雰囲気に合わせて設置すれば、違和感なくおしゃれな演出もできます。
一方で、工事設置型は、宅配ボックス本体の費用が高い傾向にあり、加えて、設置費用が別途かかります。
本当に活用できるのか、しっかり考えて設置したいところです。
施錠方法
宅配ボックスは防犯対策として施錠できるものがあり、その施錠方法は、「プッシュ式」と「ダイヤル式」、「コンピューター式」の3種類が挙げられます。
それぞれのポイントを詳しく確認していきましょう。
プッシュ式
プッシュ式の施錠方法は、配達業者がボタンを押すとロックがかかり、家主が鍵で解錠する仕組みです。
暗証番号を誰かに知られたり、番号を忘れたりする心配がなく、安心して利用できます。
ただし、鍵がないと開かないので、なくさないように管理が必要です。
ダイヤル式
ダイヤル式の施錠方法は、ダイヤルを回して宅配業者が暗証番号を設定し、配達通知に暗証番号を記載し、ポストに投函、その後、家主が記載された暗証番号で解錠する仕組みです。
鍵を管理せずに空けられるメリットがある一方で、暗証番号が記載された配達通知を無くしたり、配達業者が暗証番号を書き忘れたりすると解錠できません。
コンピューター式
コンピューター式の施錠は、タッチパネルやテンキーで暗証番号を設置し、荷物を入れてもらうタイプの宅配ボックスです。
集合住宅やロッカーの宅配ボックスに多い印象ですが、戸建てに適したものもあります。
コンピューター管理のため、防犯性の高さに安心感があり、中にはワンタイムパスワードが発行されるものもあります。
素材
宅配ボックスは、素材も重視したいポイントで、耐久性やデザイン、価格とのバランスで決めると良いでしょう。
ここでは、宅配ボックスの主要な素材である「ポリエステル」と「プラスチック」、「金属」の3種類をご紹介します。
ポリエステル
ポリエステルとは、衣服にも使われる合成繊維を指し、宅配ボックスの形状は、柵に吊るしたり玄関先に置いたりする袋状が一般的です。
今回紹介する3種類の中では、最も簡易的で気軽に購入・設置することができ、また設置しない際は、折りたたんで保管できるものもあります。
一方で、耐久性や防犯性への懸念があり、常時設置する予定の方には向いていないかもしれません。
プラスチック
プラスチック素材の宅配ボックスは、硬い箱状で、鍵付きのものも多くなっています。
ポリエステルの袋状のものより防犯性は高く、加えてホームセンターなどでも気軽に購入できることも嬉しいポイントです。
一方で、工事を要しない簡易設置が多いため、定位置が決まらず玄関の出入りに邪魔になる可能性があります。
設置場所を想定し、寸法を測ってから購入しましょう。
金属
防犯性や耐久性について、今回紹介する中で最も優れているのが金属製の宅配ボックスです。
雨ざらしになっても耐久性・防水性の高い製品が多いため、工事設置型のものに多くなっています。
簡単に取り外すことができず、施錠もしっかりしているものが多いので、防犯性を重視したい方におすすめです。
頑丈で重厚感のある作りとなっているため、料金が高いものが多いですが、1つのものを長く使いたい、ネットショッピングをする頻度が高いといった方は、導入を検討してみてください。
機能
近年、宅配ボックスの機能は多様化していて、各社利便性の高いものを販売しています。
そこでここでは、「印鑑付き宅配ボックス」、「防水型」、「スマホ連動型」の3種類の機能について紹介します。
印鑑付き宅配ボックス
印鑑付きの宅配ボックスがあり、受け取りのサイン代わりに配達員自らが印鑑を押せる仕組みです。
宅配ボックスに印鑑が内蔵され、伝票を差し込めば押せるものや、チェーンでつながれていて、配達員が直接押すものがあります。
近年は、印鑑不要の宅配業者が増えている背景もありますが、業者によっては伝票に受領印が必要であり、受領印がないと受取人・差出人間でのトラブルに発展してしまう場合もあります。
防水型
宅配ボックスの選定基準として、防水性の高さは重視したいポイントです。
せっかく購入した商品が、雨に濡れることは避けたいものです。
設置する場所に屋根があるのかにもよりますが、金属製やプラスチック製で密閉されたものを導入すると安心です。
スマホ連動型
近年では、スマートフォンと連動していて、便利な宅配ボックスが販売されています。
例えば、荷物が届くとスマートフォンに通知が来る機能があり、遠隔で配達員と会話ができたり、スマートフォン上で顔が確認できたりします。
職場の休み時間や外出中でも、自宅のインターホンで話しているかのようにやり取りができる便利な機能です。
さらに、他にもスマートフォンでロック解除ができる機能は、鍵がなくても開けられるため、鍵を無くす心配がありません。
まとめ
宅配ボックスの設置に後悔しないためには、メリットやデメリット、設置の注意点などについてしっかりと把握することが大切です。
また、宅配ボックスにはさまざまな種類があるため、本記事を参考にし、それぞれの家庭に合った宅配ボックスを設置しましょう。
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