人生100年時代の「終活リフォーム」その3つのポイントをご紹介！

1月27日に広島サンプラザで行われた「ときめき終活フェア」にトータテリフォームセンターが出展しました。

会場内で行われた無料セミナーでは、リフォームの設計を手掛ける 工藤さんが老後のアクティブな暮らしをリフォームで実現するためのコツをお話ししました。たくさんの皆様が熱心に耳を傾けてくださった内容を、ここでも少しご紹介させていただきます。

なぜ？終活でリフォーム？？

世界有数の長寿大国となった日本。20代・30代で家を購入してから30～35年が経過した世代には、まだ平均寿命まで20～30年近くの時間が残されており、どこでどのように暮らすかは自分らしい豊かな人生を送る上で欠かせない課題となります。そのための選択肢の一つ「終活リフォーム」は、以下のようなことがポイントとなります。

ポイント（1） 安心

まずリフォームのメリットとして考えられるポイントは、ヒト・モノ・おカネの安心です。

● ヒト〜変わらぬご近所付き合い、人付き合いができること
● モノ〜愛着ある住み慣れた環境、家、土地で暮らせること
● おカネ〜住み替えや建て替えより比較的費用が抑えられること

全く異なる環境への住み替えるよりストレスが少なく、豊かに暮らすための資金も残しやすいという「安心」が「終活リフォーム」の大きなポイントとなります。

ポイント（2） 断捨離のチャンス

また、リフォームは「断捨離」の大きなチャンスとなります。「断捨離」とは、「入ってくる不要な物を断つ」「不要な物を捨てる」「物への執着から離れる」の3つの原則をもとに、物を整理するだけでなく、暮らしや人生を整えていくプロセスのことです。

● モノの断捨離〜これからの生活で本当に必要なモノ、好きなモノを再認識することで、好きなモノ・大切なモノだけに囲まれた生活へシフトできる
●間取りの断捨離〜子育て・仕事・団らん中心の家づくりから、ライフスタイルに合った家づくりへシフトできる

具体的な「間取りの断捨離」としては、以下のような例が挙げられます。

ポイント（3） 安全・快適

さらに平均寿命が伸びている中で、より大切なことは健康寿命を延ばすことです。健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと。65歳以上の事故の70%以上が住宅で起きているため、リフォームによる対策で事故を未然に防ぐことは、健康寿命の伸延に繋がります。
事故の多い場所の順に、具体的にリフォームで改善できるポイントを見ていきましょう。

さらに、毎日の快適と、ヒートショックを防ぐ安心、そして光熱費負担を軽減するコストの面から「断熱」は考えておきたいポイントです。住宅の熱の半分以上を損失する窓のリフォームは特に有効で、「内窓」の設置はローコストで手軽な改修方法の一つです。
昨年度から継続している「こどもエコ住まい支援事業」に加え、新しく「先進的窓リノベ事業」が始まるなど補助金制度も拡大中です。

最後に「終活リフォーム」は健康で暮らせている今のうちに取り組むことが大切ということをお伝えし、工藤さんが実際に手掛けた事例の紹介なども行って、セミナーを締めくくりました。

セミナーを聞きながら、何度もうなずかれる方、熱心にメモを取られる方、セミナー後に個別にご相談される方もいらっしゃいました。ご参加、ありがとうございました。

トータテリフォームセンターでは、定期的にこうしたイベントなどを通して、役立つ情報をお届けしてまいります。

「先進的窓リノベ事業」についてなど、ご相談は随時受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。