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年末の大掃除で住まいをキレイに!設備機器のメンテナンスの極意とは
だんだんと年の瀬が近くなり、そろそろ大掃除を意識し始める時期になりました。
中には、「お掃除サービスに頼るのもよいけど、自分でも普段より少し力を入れてキレイにしたい」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とはいえ、誤った方法で掃除をすると、傷をつけるなど思わぬハプニングになることも。
そこで今回は、住まいの設備機器に焦点を当てて、大掃除のメンテナンスの極意をお届けします。
設備機器のメンテナンスで気を付けるポイントは
はじめに、使用する洗剤やスポンジなど、設備機器のメンテナンスで気を付けなければならないポイントをお話しします。
汚れに合わせて洗剤や道具(スポンジなど)を選ぶ
設備機器を傷めない
掃除で使用する洗剤や道具選びで、まず気をつけないといけないのは「設備機器を傷めない」こと。
きれいにしようと掃除をしたにもかかわらず、傷をつけてしまわないように慎重に洗剤や道具を選びましょう。
洗剤や道具選びに際しまずやるべきことは、設備機器に使用されている材質の確認です。
洗剤のラベルには、用途や使用可能な材質などが記載されており、それらを確認した上で、設備機器の材質に合わせた洗剤を用意します。
また、洗剤選びの際は強力な洗剤を避け、使用する場合は水で薄めるなどして、影響が出ないことを確認しながら汚れを落とします。
複数の洗剤を混ぜて使用しない
複数の洗剤を混ぜると、洗浄効果を失うだけでなく、組み合わせによっては有毒な塩素ガスが発生する可能性があります。
また、掃除中に洗剤を使用する場合は、万が一のことを考えて換気をしながら行いましょう。
適したスポンジを選ぶ
今日では、様々な種類のスポンジが販売されており、スポンジ選びに迷うほどです。
表面が柔らかい、あるいは表面を傷つけたくない設備機器の掃除には、研磨剤が配合されているものや、少し荒いナイロン不織布が付いているもの、あるいはメラミンスポンジなど表面を傷つけるタイプのスポンジの使用は控えましょう。
そのほか特に気をつけたいこと
換気扇など、掃除中に誤って動き出して怪我をする可能性がある設備機器の掃除は、必ずコンセントを抜いてから行いましょう。
また普段手が行き届かないコンセント周りを掃除する時は、ブレーカーを落とすなど安全対策を実施しましょう。
しつこい汚れの除去や高所作業など、少しでも「自分では無理かな」と感じた時は、無理をせずプロに頼むなど別の方法をとります。
無理をして設備機器を損傷させる、あるいはご自分が怪我をするなどのトラブルを回避しながら、安全に大掃除を行いましょう。
箇所別のお手入れ方法を解説
ここからは、キッチン、浴室・トイレ、そして照明・エアコン・給湯器と個所別のお手入れの方法を解説します。
キッチンのお手入れ
住まいの中で汚れやすく、かつ汚れの種類が多い箇所がキッチンです。
キッチンのお手入れは、汚れの種類を見極めながら行います。
油汚れには弱アルカリ性の洗剤や重曹を使用し、水垢汚れには酸性の洗剤やクエン酸やお酢を使用します。
ただし、汚れに合わせて洗剤の種類を変える場合は、混ざらないように注意が必要です。
安全性や設備機器の傷に配慮する場合は、中性洗剤を用いるとよいでしょう。
このほか、排水口の匂いやヌメリを取り除く際は、アルカリ性の漂白剤を使用し、使い古した歯ブラシなどでこすります。
換気扇やレンジフードなどのしつこい油汚れには、つけ置き洗いが有効です。
浴室・トイレのお手入れ
キッチンの次に汚れの種類が多い箇所が浴室です。
皮脂汚れ、石鹸カス、カビ、水垢と、それぞれに応じた洗剤がありますが、使い分けるのではなく中性洗剤で掃除を行うとよいでしょう。
しつこい汚れに対処したい時だけ、カビに塩素系漂白剤を使用するなど、専用の洗剤を用います。
トイレにつきやすい汚れは、尿や尿石、および水垢です。
いずれもアルカリ性の汚れであり、酸性の洗剤やクエン酸水で掃除します。
また、温水機能付き便座は簡単に脱着可能であり、大掃除の時は取り外して、便器との接触面やすき間に溜まった汚れを中性洗剤で落とします。
照明・エアコン・給湯器のお手入れ
高所にある照明器具の汚れのほとんどはホコリであり、乾いた柔らかい布や雑巾による拭き掃除を行い、プラスチック製のカバーだけ水洗いや中性洗剤を用います。
照明の掃除をする前にスイッチを入れていた場合は、スイッチを切るだけでなく、やけどを防ぐために時間を置いてから手入れを始めましょう。
エアコンの室内機は、コンセントを外してから作業を開始します。
本体上部やまわりのホコリをモップで落として、フロントパネルを開けて軽く掃除機をかけるとよいでしょう。
それからフィルターを取り外して掃除機でホコリを取り、フィルターを水洗いします。また室外機は、汚れを拭き取り、ファンの手前にあるメッシュに付着している汚れやゴミを取り除きましょう。
給湯器も普段掃除をしない機器のひとつですが、カバーの汚れを拭き取り、吸気口、排気口を確認してホコリやゴミが溜まっているようであれば取り除きます。
プロにお願いしたほうがいいサイン
汚れの程度によっては、プロに任せたほうがよい場合もあります。
おしまいに、プロにお願いしたほうがいい主な機器のサインを紹介します。
エアコンの匂い
フィルターを掃除しても、エアコンの始動時にカビや生ぐさい臭いがする場合は、プロにエアコンクリーニングを依頼して、機器の内部まで掃除してもらうとよいでしょう。
換気扇やレンジフードの汚れ
掃除をしても、あまり換気できず油の臭いが部屋にこもる、換気扇やレンジフード周りが黄ばんでくる、油がしたたり落ちてくるなどの症状が発生する場合は、プロにクリーニングを依頼しましょう。
特に部品点数が多いシロッコファンは、分解してクリーニングするため、普段は手の届かない細部まできれいになります。
浴室の匂いやお湯の濁り
こまめに手入れを行っていても、カビそのものやカビのような臭いがとれない、あるいは浴槽のお湯が濁る場合は、プロに任せるとよいでしょう。
エプロン(浴槽の裏側)、風呂釜、および排水口の奥など、普段手を入れない箇所までクリーニングできます。
まとめ
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