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広島の農園から「おいしい!楽しい!」をお届け!晴天☀ダイニング#1〜甲斐農園のじゃがいも編

暮らしのヒント
2023.06.15

トータテマガジン編集部のアヤノンが、体当たりで広島の農園から「おいしい!楽しい!」をお届けする新企画、『晴天☀ダイニング』がスタートしました♪

なんだか聞き覚えのある企画名とピンとこられた方もいらっしゃるのでは?…そう、皆さんご想像のあの人気番組を、敬意を込めてオマージュした企画でございます★

記念すべき第1回目は、東広島市安芸津町の甲斐農園様でじゃがいもの収穫体験をした後、そのじゃがいもを使ったカンタン絶品レシピを教えていただきました!

それでは~レッツえかろ~!

安芸津のミネラル豊富な赤土で育った“デジマ”を収穫

梅雨の貴重な好天に恵まれた日に訪れたのは、甲斐農園様のじゃがいも畑。トータテグループが新たに取り組んでいる広島スマート体験農園プロジェクト「Ecalo(えかろ〜)ひろしま」にご協力いただいている農園です。

安芸津の風土に惹かれて千葉県から移住したという甲斐さんは、高齢で農作を続けることが難しくなった地域の方の山や畑を受け継ぎ、じゃがいもやレモン、みかんなどを育てている安芸津の未来を担う生産者様。

穏やかな笑顔を絶やさず、真摯に作物に向き合う甲斐さんの人柄に惹かれ、安芸津の生産者の輪に加わりたいと門を叩く若い人も増えているそうです。

〈左からトータテホールディングスEcaloひろしま担当の大里さん、広報のアヤノン、甲斐農園の甲斐直樹さん〉

そんな甲斐さんのアドバイスを受けながら、じゃがいもの収穫に挑戦。

元気いっぱい育った茎の下から、ごろごろの新じゃがを夢中になって収穫しました。

収穫したのは、安芸津のじゃがいもの代表格である“デジマ”という品種。

温暖な瀬戸内の太陽と潮風が運ぶミネラルを豊富に含む赤土に育まれる“デジマ”は、みずみずしいのにホクホクとして甘みや旨味が強いことが特徴。

特に新じゃがは、指で軽く触れただけでめくれるほど皮が薄く、皮ごといただくのもオススメだそうです。

この後は地域の集会所で、甲斐さんの奥さまにご指南いただきながら“デジマ”を調理していただきます。

さっき土から掘り出したばかりのじゃがいもをすぐに食べられるとは、なんて贅沢な体験なんでしょう!!

絶品!じゃがいも料理レシピをご紹介♪

甲斐さんの先導でやってきたのは、赤崎集会所。

赤崎地区は県内随一のじゃがいもの名産地です。

地域の方々の寄り合いに使われる集会所の中には、どこか懐かしい長机や座布団などが置かれ…エモい!!

ベーコンとネギのポテトサラダ

調理室をお借りして、早速調理を始めました。

最初に作るのは、ベーコンとネギのポテトサラダ

  • 材料(2人分)
    じゃがいも 6個(約300g)
    ベーコン(ブロック) 50g
    ねぎ 4本
    にんにくのすりおろし 少々
    白ワインビネガー(なければ酢) 大さじ1
    オリーブオイル 塩
    こしょう 粗びき黒こしょう 各少々

今回は新ジャがなので、皮ごと洗ってレンジにかけます。小〜中くらいのサイズのじゃがいもを6個使いました。

ふんわりラップをかけて8分加熱したものがこちら。

粗熱が取れたら熱いうちにざっくりと手で割っていきます。

奥さまが手際良く割る隣で、大里さんが何度も果敢に手を伸ばしては「あつっっ!!」と手を引っ込めていた様子がコントのようで楽しかったです。

この間にアヤノンは具材の準備を進めます。

メインのネギは甲斐さんが「これも使ってー」と畑から切ってきてくださいました。

なんてみずみずしいネギ!!

炒めたベーコンの中に、すりおろしニンニクと一緒にざく切りにしたネギを加えてさっと炒めます。

いい匂いがしてきました!!

これをオイルごとじゃがいもの中に入れて、軽くつぶしながら和えていきます。

さらに酢(あればワインビネガー)、塩、コショウを入れて混ぜます。

お皿に盛って、黒コショウを振ったら(アヤノンの「ヌートバー!!」ポーズの写真を押さえられなくて残念!)完成です。

新じゃがならではの皮の風味がアクセントに効いた、お酒やワインのおつまみにもぴったりのシャレオツな一品になりました。

しかも皮ごとレンチンして割るだけなので簡単!ポテトサラダと言えば定番のマヨネーズ系しか作ったことがないという方にもお試しいただきたいです。

甲斐家のコロコロハッシュドポテト

もう一品は、甲斐家の子どもたちが大好きというハッシュドポテト

奥さまが試行錯誤を重ねて生まれたオリジナルレシピです。

  • 材料(2~3人分)
    じゃがいも3個(450g)
    コンソメ 小さじ1/3
    塩 小さじ1/2
    片栗粉 大さじ1
    揚げ油 適量

まずはじゃがいもの皮をむいて、0.5〜1cm程度の角切りにします。

切れ味が今ひとつの集会所の包丁でも手際よくサクサクと切っていく主婦の技に、みんなは見惚れるばかり。

大さじ1杯の水をふりかけてレンジで5分加熱したものがこちらになります。

じゃがいもがツヤツヤしていて、既に美味しそうです。

顆粒コンソメと塩各小さじ1/2で味付けし、片栗粉大さじ1を加えて軽くつぶしながら混ぜます。

少しまとまってきたら、手で小判型に丸めて多めの油で揚げ焼きにします。

集会所のフライパンのテフロンが駄目になっていて、ひっくり返す時に苦労しつつも仕上げていただきました。申し訳ありません。そして本当にありがとうございます!!

両面こんがり揚がったのがこちらになります。

外はカリッと、中はホクホク。これは子どもが好きなこと間違いなし。ビールのおつまみにも最高です。

やはりじゃがいものポテンシャルが高いので、ファーストフード店や冷凍のものより、数倍旨味が深くて美味しく感じました!!

じゃがいもを掘りでお腹が空いていたこともあるかもしれませんが(笑)、自分で掘った掘りたてのじゃがいもが格別だったことは間違いありません。

美味しいじゃがいも料理、皆さんもぜひ作ってみてください。

真顔でモグモグ…。気になる食レポは動画で!

飛び入りのスペシャルゲストもお迎えして試食会

さて、料理を作っている間に思わぬゲストが集会所に甲斐さんを訪ねて来られました。

お一人は安芸津町生まれで安芸津町観光協会理事や農地利用最適化推進委員も務めている市議会議員の上岡裕明さん。

そしてもうお一人はトッティー農園の農園主こと、元広島東洋カープの戸田隆矢さんです。

じゃがいも掘りをしている時に戸田さんが甲斐さんのもとで農業を学んでいるお話を聞いていたのですが、まさかご本人にお会いできるとは!

この取材の前に3人で戸田さんのレモン農園に防草シートを敷いていたそうです。

せっかくなので、一緒に試食していただきました。

じゃがいも料理を食べながら、安芸津のこと、農業のこと、食のことなどのお話を聞きました。

アスリートの方は体が資本。体を作るのは食ですから、安心して口にできる食には皆様関心が高いのだそうです。

ついでに戸田さんに師匠である甲斐さんの印象をお聞きしたところ「騙されているんじゃないかと思うくらい、いい人なんです(笑)」と。

甲斐さんも奥様も本当にいい方なので、思わず大きくうなずいてしまいました。

最後は皆さんで集会所の前で記念撮影をしました。ご協力、ありがとうございました!!

Ecalo(えかろ〜)ひろしま」では、こうした農業の新しい価値と、農の営みと自然を身近に感じられるライフスタイルをお届けしてまいります。

県内各地の農園での生産を、いつでも、どこからでも体験できる無料のアプリですので、ぜひダウンロードとご登録をお願い致します。

『晴天ダイニング』の記事を読んで、現地で収穫して、それを使った料理にも挑戦してみたいと思われた方。

6月25日(日)の甲斐農園じゃがいも収穫イベントに、まだ若干名の空きがあります。
下記からお申し込みを!

Ecaloひろしま」で甲斐農園様の年間体験会員の方は無料でご参加いただけます!

Ecalo(えかろ〜)ひろしま」では、年間を通じて様々な収穫体験の企画を予定していますので、ぜひお気軽にご参加ください。

甲斐農園様でも、秋から冬にかけて、レモン、みかん、そしてじゃがいも第2弾を予定していますので、優しい甲斐さんと、安芸津の風景に癒やされに来てください〜!

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