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不動産の仲介?買取?媒介? 選択肢について売却相談会

暮らしのヒント
2022.03.25

3月19日(土)、20日(日)、21日(祝)にトータテ 住まいの情報センターで、「売却相談会」が開催されました。

相続した家を売りたい
空き家の処分に困っている
夫婦2人になったので、住み替えたい

こんなご相談に、専門知識を持ったスタッフが、売却までの手順や選択肢、それぞれのメリット・デメリットなどをわかりやすくアドバイスする初めての試みになりました。

20日に相談に応じたのは、住まいのトータルアドバイザーの吉田さんです。

仲介か?買取か? 売却の2つの選択肢

家を売りたいというご相談には、大きく分けて以下の2つの選択肢があるということからお話しすると聞きました。

仲介…不動産仲介会社を介して、主に一般の個人のお客様に売却。不動産仲介会社がインターネット媒体や折込チラシなどの広告媒体を使って、広く購入希望者を探します。購入検討者が見つかると、売主と購入検討者の間で調整や手続きを行い、お引渡し完了まで売主・買主をサポートします。買主が現れるまで時間を要する場合もありますが、希望価格で契約できる可能性が高まります。

買取…主に不動産会社などの企業が買主となります。「広告・販売期間」が不要となるため、決済までの期間が圧倒的に短くできることが特徴です。

今住んでいる家を売却して新しい家を購入して住み替える場合は、新規購入申し込みまでに売却できないと資金に活用できません。さらに元の住まいに残債が残っている場合は、残債も含めたローンを組んだ後に繰り上げ返済などで決済する必要が生じます。

期日までに確実に売却するスピードが優先なら「買取」、急がずに少しでも高く売りたい場合は「仲介」という選択が一つの目安になります。

トータテグループでは、トータテ住宅販売流通事業部が「仲介」の相談に、トータテ都市開発トータテリフォームセンターが買取の相談に応じています。その他、買取を専門に行う取引業者のご紹介も行っていますので、トータルでお任せいただけます。

専任媒介か?一般媒介か? 仲介の2つの選択肢

また、仲介にも1つの不動産会社のみに売却を依頼する「専任媒介」と、複数の不動産会社に売却を依頼する「一般媒介」があります。複数依頼した方が早く買主が見つかりそうですが、複数の会社と連絡を取り合ったり、調整を行うことは手間と時間を要します。
「専任媒介」であっても複数の不動産会社と情報を共有し、他の不動産会社が買主を見つけた場合でも専任の不動産会社が取りまとめて売主とのやり取りを進めます。知識や管理に自信がある方の場合を除き、一般的には「専任媒介」の方が売主様の時間や労力の負担が少ないですよ、とお勧めしています。

売却を考えている人は早めがお勧めの理由

2015年に「空家等対策特別措置法」が施行され、「特定空家等」に認定されると土地の固定資産税が最大6倍になる可能性があります。

またアスベスト大気汚染防止法改正によって、石綿を使用した建物全てに調査が必要となり、解体費が高くなるケースがあります。

さらに2022年の税制改正により住宅を売却した場合に3,000万円特別控除等の譲渡特例と新居の住宅ローン控除の重複適用ができなくなったように、今後随時控除の改正が予測されています。

空き家や土地を所有している方や、相続を予定している方には、早めの相談と対策をお勧めしています。

トータテではグループの知識とネットワーク力を活かして、ワンストップでお客様のご希望を優先したご相談に応じています。

いきなり不動産会社を訪ねにくいという方は、話を聞いてみるだけでも気軽な「トータテ住まいの情報センター」をご活用ください。またこうしたイベントを定期的に予定しているほか、随時ご相談やお問い合わせを受け付けています。

また、住まいの情報コーナーがますます充実しました。お買い物ついでに、お気軽にお立ち寄りください。

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