倉敷／美観地区へ

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2018.08.31

ディアコート水島寿町の取材の後、とてもとても久しぶりに倉敷の美観地区へ寄ってみました。
倉敷市も先の豪雨災害で大きな被害を受け、観光も打撃を受けたと聞いていたものの、多くの観光客の姿が見られました。

川沿い以外の道も歩いてみての感想が、「こんなに広かったっけ？」というもの。日本各地に町並み保存地区がありますが、その中でも規模ではトップクラスではないでしょうか。

どこかでランチをいただいて美味しいレポートを、と思い、たくさん魅力的なお店がある中から選んだのが、三宅商店。
江戸時代後期に建てられ、戦前より日用雑貨・荒物屋を営んでいた町家をリノベーションしたカフェです。夏休みのお昼時だったので、平日にも関わらず多くのお客様が既に席待ちされていました。

使えるところはそのまま残し、ポスターなども当時のままという店内は、本当に古き日本の佇まいを醸しています。

お土産用の棚のマスキングテープやジャムなどを眺めているうちに、席が空いて店内に通していただけました。

2階か1階と言われ、2階も見てみたかったのですが、1階で空いたのが縁側の素敵な席だったので、そちらにしました。猛暑に扇風機しかない店内でしたが、風が抜けて涼しく、改めて昔の人の家造りの妙に感心。縁側のブリキのバケツ（？）には氷が浮かべてあり、風鈴の音が響くのも涼しい演出でした。

ランチメニューは三宅カレー（単品900円）のみ。
夏野菜がたくさんトッピングしてあり、美味でした。何より、田舎のおばあちゃんちの縁側のようなロケーションでいただくのが、至福のひとときです。

そして、このお店に決めた理由が、果物王国岡山のフルーツをふんだんに使った季節のパフェがいただけること。
夏限定でデザートとのセットメニューがあったので、迷わずパフェのセットをオーダーしました。
が、かき氷も果物から作った自家製シロップを使っているとのことだったので、そちらも食べてみたかったです。

夏のパフェは桃のフローズンパフェで、ディッシャーで2すくい分たっぷり詰められた桃のシャーベットが、ジューシーな桃感たっぷりで本当に美味しかったです。桃のコンポートやレモンソーダのジュレがトッピングしてあり、ソースまで全て手作りだそうですよ。
ちなみに、三宅商店のHPに掲載されている季節のパフェのラインナップはこんな感じです。

広島と同様に、被災から立ち上がる岡山。ぜひ、機会があれば遊びに行ってみてください。
行ったことがある人にもない人にも、きっと発見があると思いますよ。