ウッドルームやサンルームは固定資産税の対象となるのでしょうか?サンルームの後付けは申請しないといけないのでしょうか?後付けでサンルームを増築しようと考えている人は、固定資産税について正しい知識を身につけることが重要です。
2021年に導入率が最高になったZEH(ゼッチ)を詳しく解説
お住まいの新築や購入を検討された時に、「ZEH(ゼッチ)」という単語が気になったことはありませんか?
今回は「ZEHとはなに?」といった疑問や、ZEH導入のメリット、補助金についてなど、詳しくお話しします。
そもそもZEH(ゼッチ)とは
ZEHとは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称です。
また、ZEHの目的を簡単に言うと、地球温暖化対策として温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させるために、省エネルギー住宅の建築を推進することです。
これだけでは少し簡単すぎるので、詳しく見てみましょう。
政府目標のもとで進められている住宅の取り組み
ZEHの推進にあたり「2020年までにハウスメーカー等が新築する注文戸建住宅の半数以上で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」と政府目標が掲げられました。
そして、2015年12月に、経済産業省と関係省庁により、「ZEHロードマップ」が策定され、これに基づいて導入支援事業などの取り組みが行われています。
ZEH住宅は高断熱で省エネな住宅
ZEHとは具体的にどのような住宅なのかを3つの視点から解説します。
断熱性能のZEH基準をクリアしている
一定以上の断熱性能があることが1つ目のポイントです。断熱性能とはUA値という数値で評価されます。
UA値は家全体から逃げてしまう熱量がどの程度なのかを図る指標で、数値が低いほど断熱性能が高いと評価されます。
政府が公表している、2030年のZEH断熱基準UA値は0.6以下となっています。
断熱性能が高い家では熱量を家の外に逃がすことが少なくなるため、エネルギーを無駄遣いしにくい家であると考えることができます。
省エネ性能のZEH基準をクリアしている
次のポイントは、導入する省エネ機器による省エネ性能がどの程度あるかがポイントです。
冷暖房、換気、給湯、照明の4つの項目に対して、省エネ対応の設備を導入することでエネルギー消費削減を目指します。
それらの設備で使用するエネルギー消費量のことを一次エネルギー消費量と呼びますが、ZEHは、この基準一次エネルギー消費量より20%以上削減できている住宅です。
ZEH+と呼ばれるさらに高い基準では、一次エネルギー消費量の削減率は25%となっています。
創エネ性能のZEH基準をクリアしている
断熱と省エネの性能をクリアすることでエネルギー消費を削減することはできますが、完全にエネルギー消費をゼロにすることはできません。
太陽光発電などでエネルギーを創り出し、消費するエネルギーと創り出すエネルギーの差し引きで全体でゼロにすることでZEHの基準であるゼロ・エネルギー住宅を実現することができます。
年間の消費エネルギーよりも多くの再生可能エネルギーを創り出すことができるのがZEHとなります。
ZEHを導入するメリット
ZEHを導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
光熱費がお得に!
建物の断熱性能を高め、かつ効率の良い設備を使用することにより、光熱費を抑えることができます。
太陽光発電などの再生可能エネルギーを用いることにより、さらなる光熱費の低減を図るとともに、売電による収入を得ることもできます。
住まい全体が快適に!
建物の断熱性能が高まると、一年を通じて室温を一定に保ちやすくなります。
つまり、夏は涼しく、冬は暖かい、快適な空間での生活が実現します。
特に冬場においては、住まい全体を効率的に暖められることから、急激な温度変化が原因とされるヒートショックなどの未然防止にもつながります。
停電・災害時に安心!
太陽光発電や蓄電池の活用により電力が賄えることから、台風や地震などの災害に伴う停電時においても、エネルギーの心配をすることなく生活できます。
補助金を受けられる
ZEH住宅の基準を満たすることで、ZEH補助金を受け取ることができます。
補助金を活用してZEHを導入しませんか?
ZEHの導入推進に向けて、国が主導で支援事業を実施中です。
これにより、ZEHの要件を満たす住宅を建てる、あるいはリフォームを行う場合は補助金が利用できます。
こどもエコすまい支援事業
本事業は、子育て世帯または若者夫婦世帯が、環境性能の高い新築住宅を取得するための支援策です。
要件を満たす場合、1戸あたり100万円の補助が受けられます。
- 支援を受けるには、こどもエコすまい支援事業者として登録された施工会社と工事請負契約(注文住宅)もしくは不動産売買契約(分譲住宅)を締結しなければなりません。
このため、施工会社や販売会社が支援事業者かどうか必ず確認しましょう。 - トータテハウジングは、こどもエコすまい支援事業者です。ZEHに関する疑問やご相談などお気軽にお問合せください。
戸建住宅ZEH(ゼッチ)化等支援事業
1戸あたり55万円を補助
ZEH+の要件を満たす場合:1戸あたり100万円
出典:環境省ホームページ https://www.env.go.jp/content/000097284.pdf
ZEHビルダーについて
ZEHビルダーとは、自社で受注する住宅のうち、ZEHが占める割合を2020年までに50%以上とする目標を宣言し、かつ公表したハウスメーカー、工務店、建築設計事務所、リフォーム業者、建売住宅販売者などのことです。
平成28年(2016年)より公募・登録がはじまり、令和2年11月時点において7,603社がZEHビルダーとして登録しています。
ZEHの家づくりの検討の際には、ZEHビルダーに相談することをおすすめします。
- トータテグループのZEHビルダー
- ・トータテハウジング
- トータテハウジングはZEHビルター登録企業です。2016年からZEHの取り組みをはじめ、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・インエナジー」を7年連続で受賞するなど、人と環境に優しい家づくりが評価されています。
- https://housing.totate.co.jp/quality/
- ・タケイ
- 岡山で高性能住宅をご提案しているタケイ。「LOW-E HOUSE」では、断熱性能 Ua値0.26(実測平均値)・気密性能 C値0.2(実測平均値)の高性能住宅が評価され、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2021」特別優秀賞を受賞しました。
- https://www.k-takei.co.jp/method/
まとめ
いかがでしたでしょうか?ZEHのメリットや魅力についてご理解いただけたと思います。
断熱性の高い家づくりを実現するためには、住宅の間取りや工法なども重要なポイントです。
さらに、創エネのためには太陽光発電設備が必要で、設置費用やメンテナンスなどに不安をお持ちのもいらっしゃると思います。
数多くの実績をもとに、お客様一人ひとりの住まいづくりをご提案する、トータテグループまでいつでもお気軽にお問い合わせください。
『人生で最大の買い物』と言われるマイホーム。 せっかくなら補助金を賢く活用して、おトクにマイホームを購入したいですよね。 そこで今回は、2024年の新築住宅の補助金など住宅取得支援事業の最新情報をまとめてみました。 新築 […]
新築のクロスが白すぎて後悔した人の声、白いクロスのメリット、後悔・失敗しないために気を付けるポイント、新築のクロスが白すぎたときの対策方法、白のクロスの種類、クロスについてのよくある質問について解説します。