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テレワーク時代の必需品「書斎・ワークスペース」の活用方法

住まいを建てたい
2023.01.24

近年の在宅勤務の普及により、書斎・ワークスペースが注目されてきました。

今では住まい購入時やリフォームの際に、書斎を確保される方もいらっしゃいますが、中には「使用頻度が高くないから、わざわざスペースを確保するのはもったいない」とお考えの方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、書斎・ワークスペースの活用方法や施工事例をお届けします。

書斎づくりのヒント

今なぜ書斎・ワークスペースが求められているのか

新型コロナウイルス感染拡大により在宅勤務が普及しましたが、書斎・ワークスペースが自宅に無い場合はどこで仕事をしているのでしょうか。

はじめに、書斎やワークスペースを取り巻く実態やメリットをお話しします。

書斎・ワークスペースが無ければどこで仕事する?

自宅に書斎やワークスペースが無い場合、いったいどこで仕事をしているのでしょうか。

テレワーク・リモートワーク総合研究所(株式会社LASSIC)が実施したインターネット調査では、約半数の49.58%がリビングルームと答えています。

また、個室の書斎およびリビングルーム以外では、ダイニングルーム(16.71%)、寝室(16.34%)の順になっていました。

あこがれの書斎!でも、現実は厳しい?」(テレリモ総研)より
(出典元:株式会社LASSIC  https://www.lassic.co.jp
調査対象:全国20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1077名
調査期間:2020年9月1日〜9月4日

書斎・ワークスペースのメリットとは

1、仕事に集中できる

リビングルームやダイニングルームは、仕事スペースとして活用できるものの、あくまでも家族全員の共用スペースであり、仕事内容や時間帯によっては使いにくいこともあります。

書斎・ワークスペースは、仕事に集中できる、あるいはオンとオフが切り替えられる点がメリットです。

2、仕事以外にも活用できる

とはいえ、一般的に書斎としてわざわざ別室を設けることは、ハードルが高いイメージがあるようです。

しかし、書斎をワークスペースとして限定するのではなく、例えば趣味や子供の宿題スペース、または家族の本棚として利用するなど、工夫次第で活用の幅を広げられます。

仕事や使用用途に応じて機能や大きさを考えよう

そもそも書斎やワークスペースに求められる機能は、どのようなものでしょうか。

求められる要件や機能、および広さについてまとめてみました。

書斎・ワークスペースに求められる要件や機能

仕事に集中できることが、書斎・ワークスペースに求められる要件です。

また、オンライン会議なの際に子どもの声や生活音が入らないなど、プライベートと切り離す必要があります。

パソコン1台で仕事が完結する場合は問題ありませんが、仕事の資料や参考書が多くなる場合は収納スペースも必要となります。

このほか、コンセントや無線・有線LANなど機器を使用する環境が必要です。

書斎・ワークスペースを個室で設ける場合は、エアコンも必要となります。

トータテハウジングモデルハウス『SOLAla

広さと用途の関係について

書斎・ワークスペースの広さによって、できることも大きく変わってきます。

1畳から3畳を例に見てみましょう。

・1畳の場合

パソコンを置けて、かつ仕事に集中できれば十分という方におすすめです。

リビングの隅やデッドスペースを活用して、簡単な間仕切りを設けてテーブルと椅子を置くだけで完成します。

階段下のデッドスペースを活用(販売情報

・2畳の場合

ちょっとした本棚など収納スペースを設けられます。

壁や本棚をうまく活用してスペース独立させると、オンライン会議にも支障ありません。

仕事や趣味のスペースとして家族で共用するならば、リビングの傍など誰もがアプローチしやすい箇所に設置するとよいでしょう。

リビングに設ければお子さまの勉強スペースにも(トータテハウジング施工事例)

・3畳の場合

本格的な書斎として機能します。ダブルディスプレイやその他機器、本棚だけでなくクローゼットも置ける大きさです。

出勤する必要がほとんどなく、自宅で長時間作業される場合に最適なサイズといえます。

トータテハウジング施工事例

書斎・ワークスペースの間取り例

自宅の書斎やワークスペースと聞くと個室をイメージされるようですが、必ずしもその必要はありません。

個室でなくとも、工夫次第で書斎が出来上がります。

おしまいに間取り例を紹介します。

個室タイプ

住まいの空きスペースを活用した縦長の個室タイプの書斎です。

独立した環境のため仕事に集中でき、オンライン会議も問題ありません。

以下の例では、後部のスペースに本棚を設置していますが、アイデア次第で収納あるいはクローゼットとしても活用できます。

トータテハウジング施工事例

主寝室の一部を利用するタイプ

こちらは、主寝室のコーナーを活用して、L字型の造作カウンターを配置した例です。

主寝室であり、あえて書斎として別室を設けなくても、昼間の時間帯は独立したワークスペースとして十分活用できます。

なお、本棚や収納は、部屋の広さにより配置や設置場所が変わります。

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LDKに設置するタイプ

リビングの隅のスペースを簡単に仕切ることで、即席のワークスペースが出来上がります。

完全に独立してはいないものの、個室感があり集中して作業する分には十分です。

リビングとつながっているため、必要により家族とコミュニケーションもとれます。また、使用しない時は子どもの宿題スペースとしても活用できます。

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廊下やホールなどを活用するタイプ

部屋だけでなく、廊下やホールも工夫次第でワークスペースを確保できます。

こちらの事例は、階段の踊り場にワークスペースを設置した事例です。

通常階段は空調がなく長時間過ごすには不向きですが、全館空調にすれば、快適なワークスペースとして有効に活用できます。

デッドスペースになりがちな階段スペースも、カウンターや本棚を設けることで、書斎や趣味の空間として生かせます。

トータテハウジングモデルハウス『MODA

まとめ

トータテハウジングのホームページでは、様々なタイプの書斎のある家の施工事例を紹介しています。

注文住宅の場合、工夫次第で書斎やワークスペースを確保できるため、施工事例を参考に検討してみてはいかがでしょうか。

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