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【完全保存版】注文住宅の内装・インテリアデザインのコツ

住まいを建てたい
2022.12.27

住まいの内装・インテリアデザインは、どのように進めればよいのでしょうか。

中には、「好みの雰囲気は漠然とイメージしているけど…」と、ご自身で理想のイメージをカタチにしていくのは難しいと思われている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、内装・インテリアデザインを決める項目や進め方を理解して取り組むと、意外とスムーズに理想の雰囲気に近づけることができます。

そこで、注文住宅の内装・インテリアデザインを決めるコツをまとめてみました。

内装・インテリアデザインはこの4つで決まる!

内装・インテリアのデザインを決める項目は、「床材・建具」「壁紙・天井クロス」「照明」「ウィンドウトリートメント(カーテンなど)」の4つです。

床や壁など面積の大きいものから着手し、床・建具→壁紙→照明計画・カーテン(家具)の順に決めましょう。

そうすることで、よりイメージに近い理想の空間が出来上がっていきます。

床材・建具

まず部屋のベースとなる床材を決めます。

主に塩化ビニル製のタイルやシート、あるいはフローリングなど、いずれかの素材から選びます。

居室などで使用することが多いフローリングの色は、ホワイトから淡い木目色、グレーやブラックまで幅広く、部屋の明るさや印象を大きく左右します。

対して、塩化ビニル製の製品は耐水性に優れているため水廻りで使用することが多く、色・柄の種類が豊富なので、選定したものによってはしっかりと個性を出すこともできます。

建具とは、建物内部の扉を意味します。床色や壁紙を基準として、色やデザイン、あるいは取手の形状を決めましょう。

モダンインテリア
トータテハウジング施工事例

壁紙・天井クロス

床の素材や色が決まると、次に壁紙と天井クロスを選びます。

材質は、安価で耐久性のあるビニールクロスが一般的に使用されることが多いですが、このほかにも自然素材の紙や織物、化学繊維を用いた不織布などがあります。

床材、壁紙・天井クロスの色を薄い色で統一すると、広々とした明るい空間の印象となります。

反対に、床材を暗くして壁紙・天井クロスもトーンを抑えたカラーにすると、大人っぽいシックな雰囲気の部屋に仕上がります。

また、天井クロスのみに濃い色を使用すると天井が低く感じる効果があるため、寝室や和室などより落ち着いた空間をつくりたいときにオススメです。

照明

以前はシーリングライト(天井取付タイプ)がLDK含む全ての居室に使われることが主流でしたが、近年はLDKはダウンライト(天井埋込タイプ)にして、空間をよりスッキリと見せる照明計画が人気です。

ダウンライトと併用して、ペンダント照明(吊下げタイプ)や、ブラケット照明(壁付けタイプ)などを取り入れると、空間の雰囲気が大きく変わります。

例えば、理想のイメージがナチュラルな可愛い雰囲気の場合、小ぶりなガラス製のペンダント照明を、キッチンの手元やダイニングテーブル上に2~3灯つけるだけで、一気に理想の空間に近づきます。

ナチュラル_ペンダント照明
ダウンライトとペンダントライトの使用イメージ

反対に落ち着いた空間にしたい場合は、間接照明(光源を隠して光を壁に反射させて照らす手法)をメインに使用することで、ホテルライクな非日常空間をつくることができます。

トータテハウジング施工事例

ウィンドウトリートメント(カーテンなど)

窓の周囲の装飾を、ウィンドウトリートメントといいます。

カーテンといえば、両開きのカーテンをイメージされる方が多いと思いますが、ロールスクリーンバーチカルブラインド(タテ型ブラインド)ウッドブラインド(木製ブラインド)など、他にも多くの種類があるため、まずはその中からどのタイプを使うのかを選択します。

カーテンは、素材やデザイン、機能が豊富で、かつ間取りによっては壁面の大部分をカーテン生地が占める場合もあるため、お部屋のイメージを大きく左右します。

カーテン
トータテハウジング施工事例

部屋をスッキリかつシンプルに見せたいという場合は、プレーンシェード(チェーン操作でカーテン生地をたたみ上げて開けるタイプ)がオススメです。

閉めたときには1枚の布のように見えるため、大柄デザインのカーテン生地であれば通常のカーテンよりも生地がしっかり見えて、インテリアの一部となってくれます。

プレーンシェードは、カーテンと同じ生地でつくることができるという点もメリットの1つです。

4ステップで進める内装・インテリアデザイン

内装・インテリアデザインの決めなければならない項目を理解したところで、実際に検討を進める4つのステップを解説します。

ステップ1:テイストを決める

テイストとは、嗜好や趣味、好みといった意味です。

和風、北欧風、ブルックリンスタイル、アジアンテイストなど、地域性を活かしたテイストもあれば、モダン、ナチュラル、シンプルなど、感覚的なテイストもあります。

最近では北欧+和風の「ジャパンディ」というテイストも生まれるなど、1つのテイストにとらわれることなく、デザイン例を数多く見て、好みのテイストをイメージするとよいでしょう。

下記のボタンからは、トータテハウジングが手掛ける、幅広いテイストの家づくりをご覧いただけます。

ステップ2:素材を決める

テイストを決めたら、次に素材を選びます。

例えば、床材であれば無垢材、壁紙であれば漆喰塗りなど、天然の素材に近づくにつれて質感が増すものの、単価も高くなります。

とはいえ、部屋の雰囲気を大切にしたい場合は、素材にこだわってみてもよいでしょう。

反対に、天然素材に比べると安価な塩化ビニル系の場合、壁材であればビニールクロスなどは色・デザインがとても豊富で、中にはまるで本物の木目のようなプリントがされた壁紙もあります。

部屋ごとにいろいろな色柄の壁紙を貼って違いを楽しみたいという方には、ビニールクロスがオススメです。

また、今日ではダニやアレルギー対策など高機能な床材や壁紙が製品化されており、雰囲気や質感だけでなく、機能性を重視される方も増えています。

カジュアル_インテリア
トータテハウジング施工事例

ステップ3:カラーを選択する

内装に用いる色は、「ベースカラー」、「メインカラー」、「アクセントカラー」の3色が基本です。
ベースカラーは、部屋全体の70%を占める基本となる色です。

メインカラーは、家具やソファー、カーテンなどのインテリアに使用する色で、部屋全体の25%を占めます。

アクセントカラーは、部屋全体の残りの5%を占め、クッションなどの小物やアートなどを用いて部分的に際立たせます。

ステップ4:家具などを決める

最後に、部屋に設置する家具などを選びます。

色やデザインをお部屋のカラーやテイストに合わせながらも、大きさやのバランス、および機能性も考慮するとよいでしょう。

他にも、例えば間取りによっては部屋に入ったときにソファの背の部分がメインで見えるという場合もあるかと思います。

その場合は、ソファの背の部分のデザインにこだわっているものを選ぶなど、テイストやカラーだけで決めるのではなく、住まいの間取りも考慮した上で家具の選定や配置をしてみてください。

このほか、ドアのハンドル、スイッチの色や形状も部屋の雰囲気に合わせると、より一体感が増します。

LATTICEリビング
トータテハウジング施工事例

失敗しない内装・インテリアデザインのポイント

最後に、失敗しない内装・インテリアデザインのポイントをいくつかまとめてみました。

デザインだけでなく機能性も重視する

部屋の主機能は、「魅せる」だけでなく「毎日生活する」ことです。デザインに優れていても使い勝手の悪い住まいは、かえってストレスとなりかねません。テイストやカラーも大切ですが、使いやすさまで考慮することをおすすめします。

様々なデザイン例を見てイメージを具体化しておく

内装デザインは、数多くのデザイン例を見て、自分の好き・嫌いをはっきりさせ、イメージを具体化しておくとスムーズに進みます。

特にSNSは国内外の様々な内装デザインの写真を探すことができます。目に留まったものを保存しておき、後から見返すことで、おのずと自分の好きなテイストがわかるはずです。

家族で意見をまとめておく

同じ屋根の下に暮らす家族であっても、嗜好や好みはそれぞれ異なると思います。

また、好みのデザインや生活のしやすさの感じ方もそれぞれ違うといってもよいでしょう。

特にテイストやカラーといったデザインの根幹となる部分は、意見をまとめておきましょう。

インテリアコーディネーターに相談する

デザインに迷う、または自分でどうしたらよいのか分からない時は、インテリアコーディネーターに相談しましょう。

インテリアコーディネーターは、建材をはじめ、内装やインテリアにまつわる幅広い知識を有しており、部屋づくりをトータルでコーディネートしています。

また、アドバイスだけでなく、イメージを伝えて好みの形を実現する手助けも行ってもらえる、内装デザインの強い味方です。

まとめ

トータテハウジングでは、土地探しから間取りや内装デザインにまつわる相談まで、幅広く承ります。
今日まで様々な家づくりを手掛けてきた実績に基づき、多種多様なニーズに柔軟にお応えしています。
併せて、トータテハウジングのホームページでは、手掛けてきた住宅の施工事例もご覧いただけます。

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