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スタイルシェードにデメリットはある?失敗しないためには?
「スタイルシェードをつけるデメリットとは?」
「スタイルシェードは自分で取り付けできる?」
と疑問を持っている人がいるかもしれません。
スタイルシェードとは、LIXIL(リクシル)社が提供する日よけスクリーンです。
スタイルシェードを取り付けて後悔しないためにも、製品について理解を深めましょう。
今回の記事では、
- ・スタイルシェードの基礎知識
- ・スタイルシェードのメリット・デメリット
- ・取り付け費用
- ・種類
- ・おすすめのデザイン
について解説します。
自分で取り付け可能かという点についても説明しているので、ぜひ参考にしてください。
スタイルシェードとは?
Style Shade(以下、スタイルシェード)とは、株式会社LIXIL(リクシル)が提供する日よけスクリーンです。
窓の外側にスタイルシェードを取り付けることで、約80%の熱をカットできます。
室内の温度上昇を防げるため、省エネ効果が期待できるアイテムとして注目を集めているのです。
ノルディックボーダーやナチュラルブラウン、インディゴデニムなど、豊富なバリエーションからお好みのデザインを選べます。
2013年にはグッドデザイン賞を受賞しており、デザイン性の高さでも評価されています。
スタイルシェードを設置して失敗した?そのデメリットとは?
ここでは、スタイルシェードを設置するデメリットについて説明します。
経年劣化してしまう
スタイルシェードのデメリットとして、経年劣化してしまう点が考えられるでしょう。
スタイルシェードは屋外に設置するアイテムです。
そのため、外気や雨風、衝撃などの影響により、経年劣化することがあります。
経年劣化すると、色あせてしまったり、破損しやすくなったりすることがあるので新しい製品に交換が必要になります。
経年劣化による色あせが気になる人は、色の濃いものやデザインを選んでおくと良いでしょう。
強風時出しっぱなしにできない
製品や取り付け方法などによっても違いはありますが、強風時出しっぱなしにできない点も、スタイルシェードのデメリットと言えるでしょう。
スタイルシェードは、風速20メートル以上の風に耐えられる作りになっています。
ただ、風速5メートル以上の風でもフックから外れてしまう可能性があるので注意が必要です。
スタイルシェードが飛ばされないように、強風時は屋内で保管するようにしましょう。
屋外が暗いと室内が透けて見えてしまう
屋外が暗いと室内が透けて見えてしまう点も、スタイルシェードを取り付ける際に懸念されるポイントです。
日中は室内の様子が外から見えにくいですが、夕方・夜の時間帯は室内が透けて見えやすいと言われています。
ただ、遮視性が高いデザインタイプを選ぶと、夜でも透けにくくなります。
夜の見え方もしっかりと検討した上で、最適な製品を選ぶことが大切です。
メンテナンスが必要になる
スタイルシェードを取り付けたいという人は、メンテナンスが必要になることを覚えておきましょう。
スタイルシェードの素材はポリエステルで耐久性は高いものの、メンテナンスをしないと早く経年劣化してしまいます。
例えば、雨に濡れたまま放置してしまうと、カビが生えてしまう可能性があるため、水分を拭き取って乾かしてから収納することが大切です。
設置費用が高くなる
スタイルシェードの取り付け時に懸念されるポイントとして、設置費用が高くなることも考えられるでしょう。
下記で詳しく紹介しますが、スタイルシェードの取り付けにかかる費用は「5万〜7万円前後」です。
製品自体の価格に加え、業者に設置を依頼する場合は、工事費用がかかります。
中には、先進的窓リノベの補助金制度を活用して、スタイルシェードを取り付ける人もいるようです。
補助金制度に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
デメリットだけではない!スタイルシェードのメリットは?
スタイルシェードを取り付けることで、どのようなメリットを得られるのでしょうか?
夏の暑さを大幅に軽減できる
スタイルシェードを取り付けるメリットとして、夏の暑さを大幅に軽減できる点が考えられるでしょう。
スタイルシェードを取り付けることで、約80%の熱をカットできます。
熱がカットされることで室内の気温を快適に保ちやすくなります。
特に西日を吸収してしまうと、室内の気温は上がりやすいので、西日が入りやすい住宅はスタイルシェードを活用すると良いでしょう。
紫外線対策ができる
紫外線対策ができる点も、スタイルシェードを取り付けるメリットの一つです。
紫外線は窓ガラスをすり抜けて入ってきます。
紫外線によって肌が焼けてしまうだけでなく、家具も日焼けすることがあるのです。
しかし、スタイルシェードを取り付けることで紫外線を防ぐことができるため、上記のような心配は入りません。
耐久性がある
スタイルシェードは専用生地を使用し、日差しや雨による色褪せや劣化に強いため、一般的な「すだれ」や「よしず」、ホームセンターの製品と比較して非常に耐久性が高いです。
また、掃除が簡単で、必要に応じて生地の交換も可能なため、長期間にわたり美しく使用することができます。
耐久性と経済性を兼ね備えた効果的な製品として、スタイルシェードは優れた選択肢と言えるでしょう。
プライバシーを守ることができる
スタイルシェードを取り付けるメリットとして、プライバシーを守ることができる点も考えられるでしょう。
スタイルシェードをつけることで、室内の様子が見えにくくなります。
さらに、室内からは外の様子が見えるため、プライバシー保護と眺めを楽しむことを両立できます。
夜は室内が透けて見えてしまうこともあるようですが、後で紹介するデザインタイプを選べば、外が暗くなった時間帯でもプライバシーを保護することが可能です。
電気代などの光熱費を抑えることができる
電気代などの光熱費を抑えられる点も、スタイルシェードの魅力と言えるでしょう。
スタイルシェードをつけることで、室内の気温を快適に保ちやすくなります。
そのため、エアコンなどの空調機器を使用する機会が減り、光熱費を節約できるのです。
さらに、エアコンを使用する機会が減ることで、環境保全にも貢献できます。
家・ライフスタイルに合わせられる
スタイルシェードの魅力の一つに、家・ライフスタイルに合わせられる点が考えられるでしょう。
スタイルシェードは生地やボックスのカラー、取り付け方など、豊富なバリエーションから家・ライフスタイルに応じたものを選べます。
例えば、ボックスのカラーだけでも6種類から選ぶことが可能です。
公式サイトでは色の組み合わせをシュミレーションできるので、一度お試しください。
スタイルシェードの取り付けにかかる費用はどのくらい?
スタイルシェードの取り付け工事には「1万円前後」の費用がかかります。
商品代を含めると、スタイルシェードの取り付けにかかるトータル費用は「5万〜7万円前後」です。
設置方法と商品タイプごとの費用目安を以下の表でまとめました。
設置方法・商品タイプ | 費用目安 |
---|---|
ベーシックタイプ(まっすぐ下ろして固定) | 約53,000円~ |
ベーシックタイプ(斜めに下して固定) | 約60,000円~ |
デザインタイプ(まっすぐ下ろして固定) | 約62,000円~ |
デザインタイプ(斜めに下して固定) | 約72,000円~ |
デザインタイプ、そして斜めに下して固定するタイプの方がコストが高くなる傾向にあります。
スタイルシェードにはどんな種類がある?
以下で、スタイルシェードの種類を確認していきましょう。
生地の種類
スタイルシェードは豊富なバリエーションを取り揃えており、住まいに合わせたデザインを選ぶことができます。
生地タイプ | 種類 |
---|---|
デザインタイプ | ・プライバシーモデル(ノルディックボーダー、ノーブルブラウン、シェールグレー、カームイエロー) ・ライトモデル(フォレストグリーン、インディゴデニム) |
ベーシックタイプ | ・シックベージュ ・ナチュラルブラウン |
生地の種類に関しては、下記で詳細を解説しています。
ボックスのカラーの種類
ボックス部分のカラーも選ぶことが可能です。
以下でカラーの種類を紹介します。
- ・ダスクグレー
- ・ブラック
- ・オータムブラウン
- ・シャイングレー
- ・ナチュラルシルバー
- ・ホワイト
生地とボックスの組み合わせは、以下のページでシュミレーションできるので、チェックしてみてください。
取り付け方の種類
取り付け方の種類を以下の表でまとめました。
取り付け先 | 取り付け方の種類 |
---|---|
サッシ枠 | ・単体サッシ ・シャッターサッシ ・雨戸サッシ |
壁付 | ・単体サッシ ・シャッターサッシ ・雨戸サッシ |
天井付 | 十分な強度が確保できる場所に取り付け |
テラス桁付 | ・スピーネ ・シュエット ・テラスVS |
アルミ屋根付 | ・テラスSC |
ガーデンルーム付 | ・ガーデンルームGF |
下部固定の種類
下部固定タイプは、以下の種類に分けられます。
- ・フック固定タイプ
- ・手すり固定タイプ
- ・デッキ固定タイプ
- ・カラビナ固定タイプ
このようにスタイルシェードはさまざまな選択肢があるため、ご自身の住まいにあったものを選ぶことが大切です。
スタイルシェードはインテリアとしても楽しめる!おすすめのデザインは?
スタイルシェードはデザインが豊富なので、インテリアとしても取り入れることが可能です。
スタイルシェードのデザインについて、以下で詳しく解説します。
生地別デザイン
スタイルシェードの日を避ける主要部分の「生地」は、大きく「ベーシックタイプ」と「デザインタイプ」に分けられます。
それぞれのタイプの特徴について理解を深め、自宅にとって最適な製品を選びましょう。
ベーシック生地
ベーシックタイプの生地は、「シックベージュ」と「ナチュラルブラウン」に分けることが可能です。
それぞれの特徴を以下の表にまとめました。
タイプ | 遮視性 | 日射熱カット率 | 紫外線カット率 |
---|---|---|---|
シックベージュ | 外からの視線を遮る | 83%カット | 94%カット |
ナチュラルブラウン | 外からの視線を遮る | 83%カット | 89%カット |
ベーシックタイプはデザインタイプよりも価格帯が低く、コストを抑えたい人におすすめです。
デザイン生地
デザインタイプは大きく「プライバシーモデル」と「ライトモデル」に分けられます。
プライバシーモデルはより遮視性に優れたデザインで、ライトモデルはほどよい透け感となっています。
プライバシーモデルとライトモデルの特徴は、それぞれ以下の通りです。
【プライバシーモデル】
タイプ | 遮視性 | 日射熱カット率 | 紫外線カット率 |
---|---|---|---|
ノルディックボーダー | 外からの視線を遮る | 82%カット | 99%カット |
ノーブルブラウン | 外からの視線を遮る | 97%カット | 99%カット |
シェールグレー | 外からの視線を遮る | 91%カット | 99%カット |
カームイエロー | 外からの視線を遮る | 82%カット | 99%カット |
【ライトモデル】
タイプ | 遮視性 | 日射熱カット率 | 紫外線カット率 |
---|---|---|---|
フォレストグリーン | 外からの視線を遮る | 90%カット | 98%カット |
インディゴデニム | 外からの視線を遮る | 90%カット | 97%カット |
色別デザイン
スタイルシェードは、豊富なカラー展開から選ぶことが可能です。
- ・ホワイト・ベージュ系
- ・ブラウン系
- ・グレー系
- ・グリーン系
- ・ブルー系
- ・イエローなどのビビットカラー系
以下で、それぞれの特徴を詳しく確認していきましょう。
ホワイト・ベージュ系
ホワイト・ベージュ系のカラーを選ぶことで、ナチュラルな雰囲気を演出できます。
そのため、ホワイト・ベージュ系は暖色系の住宅におすすめです。
例えば、ベーシックタイプの「シックベージュ」は暖色系の住宅に馴染みやすく、柔らかい印象になります。
ブラウン系
ブラウン系は大人っぽく、シックな印象を与える色合いです。
そのため、アンティーク感のある住宅や、重厚感のある住宅に向いているでしょう。
具体的には、デザインタイプの「ノーブルブラウン」は、大人っぽく落ち着いた雰囲気を好む人におすすめです。
さらに、ベーシックタイプの「ナチュラルブラウン」は、ブラウン系の中でもより柔らかい雰囲気に仕上がります。
グレー系
グレー系はシンプルでスタイリッシュな雰囲気にマッチするカラーです。
金属カラーを取り入れた現代的な住宅におすすめします。
スタイルシェードの生地には、「シェールグレー」と呼ばれる種類があります。
シェールグレーはシンプルなだけでなく、夏は涼しげな印象を与えることができます。
グリーン系
グリーン系カラーは、ナチュラルで落ち着いた雰囲気にマッチします。
例えば、グリーン系の生地はライトカラーのウッドデッキなどに馴染みやすいです。
スタイルシェードでは、「フォレストグリーン」がグリーン系のカラーとなっており、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を好む人におすすめします。
ブルー系
ブルー系の色味は、爽やかな印象を与えるカラーです。
大人の遊び心を感じさせるモダンテイストなインテリアと相性が良いでしょう。
例えば、「インディゴデニム」は大人っぽく、モダンな雰囲気と相性が良いです。
イエローなどのビビットカラー系
ビビットカラー系は、住宅にアクセントカラーを取り入れたい人におすすめです。
例えば、オレンジやイエローカラーは、インテリアのアクセントになり、住宅のオシャレ度が一気にアップします。
「カームイエロー」は、鮮やかなイエローが特徴的なデザインで、アクセントカラーにピッタリです。
スタイルシェードは自分で取り付けできる?
スタイルシェードは自分で取り付けられるのでしょうか?
製品によっては、自分で取り付けられるものもあります。
LIXIL製品の窓の場合、ドライバー一本で取り付け可能です。
【LIXILの窓の場合】
|
ロールの先は「フック」、「バックル」、「デッキ固定」のいずれかで固定します。
不安な人は、業者にお願いすることをおすすめします。
まとめ
今回の記事では、スタイルシェードの基礎知識、スタイルシェードのメリット・デメリット、取り付け費用、種類、おすすめのデザインなどについて解説しました。
スタイルシェードを取り付けることで、省エネ効果を得られるだけでなく、プライバシーを守ることもできます。
ただ、コストがかかる、強風時出しっぱなしにできないなどのデメリットもあります。
このため、メリットとデメリットについて理解を深めた上で、スタイルシェードを取り付けることが重要でしょう。
シンプルな間取りや丈夫な素材、平屋づくりなど、災害に強い家に共通する特徴がいくつかあります。
リフォームや新築を検討している方は、住宅設備を工夫して、災害に強い家づくりを目指すことが大切です。
台風に強い家はどのような工夫が施されているのでしょうか?風当たりの強い家はどう対策すればいいのでしょうか?台風による被害に遭わないためにも、家づくりを工夫することが重要です。