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HIROSHIMA GOOD THINGS/オーダーキッチンの松岡製作所(2)〜職人たちの工房

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HIROSHIMA GOOD THINGSにご賛同いただいている企業様の姿勢歴史商品についてご紹介していくシリーズ。前回に引き続き、ステンレスキッチンオーダーメイドキッチンで知られる(株)松岡製作所様のお話。今回は様々なオーダーに確かな技術で応える製造現場にお邪魔しました。
昭和2年創業松岡製作所様は、もともとステンレスを加工して医療器具などを作っていたという企業。昭和40年代はその技術を活かしたシンク一体型のステンレスワークトップで知られるようになり、大手メーカーの受注に応える傍ら、自社のオーダーメイドキッチンを手掛けるようになりました。今では、相談からデザイン提案、製造、施工まで手掛けるオーダーキッチンメーカーとして、全国に知られています。
そのステンレス加工の技術が結集している工場を見学させていただけることになりました。
まずは切断。工場内には厚さやサイズが異なるステンレスの板が並び、オーダーに応じてカットします。長い直線カッターコーナーカッターは昔から用いられている手動切断機。ステンレスの板が紙のようにスパスパ切れる切れ味です!!

近年はCADデータを元に、複雑な形状も一度に切れるオートカッターを用いることが多いとのこと。案內してくださった吉川さんが毎年デザインを手掛ける干支のオブジェのような小さくて複雑な形状の切り抜きも可能。この干支のデザインが本当に秀逸で、毎年楽しみにしているお客様も多いそうですよ。

シンクの展開図のようにカットされたステンレス板は、曲げ加工で立体的に成形していきます。

続く工程は溶接。シンクの四隅を溶接で接着し、隙間も小さなパーツを当てて、ぴったり埋めていきます。

立方体に出来上がったシンクは、今度はトップテーブルと接合していきます。この自在な成形と溶接技術で、あらゆるオーダーに、継ぎ目のない美しい一枚仕上げで応えています。

最終工程は研磨。溶接面の凸凹をフラットにし、美しい表面に仕上げていきます。小さな凹みも見逃さず、チェック後は後ろから叩いたり、金属を埋め込むなど、本当に職人ならではの厳しい目ときめ細やかな手仕事で確かな品質を実現しています。

最後にヘアライン仕上げの工程も見せていただきました。ステンレスの表面加工は、鏡面ホットバイブレーションなど数種ありますが、ヘアラインは基本的に職人さんが手で縦の細いラインを刻んでいきます。目の異なるやすりをだんだん細かいものに変えて仕上げていくのだそうです。体験もさせてくださいましたが、真っ直ぐ美しいラインを刻んでいくのは本当に難しいです。

工場を見学させていただいて気づいたのは、若い職人さんが多いこと。一時、高齢化も進んでいましたが、ベテランの職人さんの技術を失ってはならないと教育にも力を注ぎ、技術の継承と世代交代がうまく進みつつあるそうです。
「お陰様で当社は社員の定着率がいいんです」と松永さん。
大量生産ではないオーダーキッチンは、毎回サイズや形状や仕上げが異なる点は大変ですが、それがやりがいや面白さにも繋がっています。また様々なお客様の要望に応えるために試行錯誤を繰り返して、広がっていった技術も多いとか。高い評価を得ている美しいエッジのピン角仕上げもそうしたニーズから生まれたそうですよ。

希望するお客様には、工場見学も歓迎しているという松岡製作所様。現場もウェルカムでアットホームな雰囲気にあふれ、いいものを生み出す現場の空気を感じることができました。
そごう広島店新館5階にある[ TO ] Life Storeにも松岡製作所様のキッチンをコーディネート・展示していますので、お立ち寄りの際はぜひ実物に触れてご覧ください。


株式会社 松岡製作所
広島市西区商工センター8-9-33
TEL  (0120)-477-473
https://www.matsuoka-pro.com
HIROSHIMA GOOD THINGS ホームページ
https://www.totate.co.jp/h-goodthings/
[ TO ] Life Store
そごう広島店 新館 5階
広島市中区基町6-27
10:00〜20:00


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