今年も「住まいのトータテスポンサードゲーム」が7月31日のマツダ スタジアムで開催されました。立ち上がりに苦しんだ開幕直後の、しかも雨天だった昨年のスポンサードゲームから一転、今年は真夏の首位攻防戦!! 熱い闘いに加え、 […]
眠りに悩んでいる方へ!3,500名以上のアスリートやモデルのアドバイスに関わる寝具コンシェルジュの「睡眠のためのリノ活」
6月25日(土)・26日(日)に、そごう広島店新館11階NTTクレドホール「家具の大祭典」会場にて、トータテリフォームセンターのリノ活が開催されました。
今回初めての試みとして好評をいただいたのが、「睡眠のためのリノ活」セミナー。
講師は、山口県にある創業約70年の寝具専門店の家業に携わる傍ら、東京などでこれまで3,500名以上のアスリートやモデルの枕の調整や寝具のアドバイスを行ってきた寝具コンシェルジュの山根新平さんです。
山根さんのご厚意で、セミナーの内容をマガジンでご紹介するご了承をいただきましたので、気になっていたけれど参加できなかったという方のために一部抜粋してご紹介します。
日本は慢性的な睡眠負債大国!?
「睡眠の質を改善することは、人生の質を上げること」と語る山根さん。
しかし、現在の日本は世界有数の睡眠負債大国。経済協力開発機構(OECD)の21年版調査では、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、全体平均の8時間24分と比べて加盟国中最下位。よく週末に寝だめをして補うという人がいますが、寝だめは体内時計を狂わせるだけであまり意味がありません。毎日健全な睡眠時間を取る生活に戻しても、40分の睡眠負債を解消するためには3週間必要だと言われています。
生活習慣に深く関わる睡眠が不足すると、ホルモンバランスが崩れ、欝(うつ)や糖尿病、心臓病などを引き起こしやすくなります。心身のパフォーマンスの低下にもつながり、20時間以上寝ていない人は飲酒で酩酊しているのと同じ状態になるというデータもあります。コロナストレスが蔓延して以降は特に、企業からの睡眠に関するセミナーやアドバイスの依頼も増加。睡眠を見直すことで仕事の効率向上につながり、作業現場などでは事故の防止にも役立ちます。
受験生こそ適正な睡眠を。記憶力の低下、脳の老化を早める睡眠不足
睡眠は体を休めるだけでなく脳を休息させる役割があります。人は眠っている時、夢を見ている浅い睡眠状態の「レム睡眠」と深い睡眠の「ノンレム睡眠」を繰り返しますが、レム睡眠時に記憶を整理して短期記憶を長期記憶に置き換え、ノンレム睡眠時に体や脳の疲れを回復することがわかってきました。
だから一夜漬けであまり眠らずに試験に臨んでも、記憶に定着しないのです。受験生は勉強も睡眠も時間をしっかり取る方が、着実に知識を蓄積できるということになります。
また睡眠中に記憶を整理して脳の老廃物を排出できないと、脳の老化を早めることになります。22:00〜2:00がゴールデンタイムと言われるように、深夜に分泌のピークを迎える睡眠ホルモンの「メラトニン」には、成長ホルモンの分泌を促し代謝を高める働きがあります。脳と体を若々しく保つためには、良質な睡眠が欠かせないと言えます。
深酒は深い眠りの大敵。飲酒は入眠の2〜3時間前までに
人は通常、最初に落ちるノンレム睡眠が一番深く、その後レム睡眠、次に最初よりやや浅いノンレム睡眠…という波形を3、4回繰り返しながら、徐々にノンレム睡眠が浅く、レム睡眠が長くなって朝の目覚めを迎えます。このリズムが快適な睡眠のために欠かせず、特に最初のノンレム睡眠に深く長く入ることが重要です。
光、音など何らかのストレスでこのリズムが阻害されると、「よく眠れなかった」となります。飲酒も体にとってはストレスの一つ。お酒を飲むと寝付きが良くなるように感じますが、最初のレム睡眠が深くなりにくくなるため睡眠の質が低下し、心身の疲労を十分に回復できません。そのため長時間寝たはずなのに寝足りない、いつも眠い、という状態に陥りがちです。飲酒をするなら睡眠の2〜3時間前までにして、ある程度アルコールが抜けてからの入眠が望ましいと言えます。
快適な睡眠環境を実現する寝室のポイント
まずは寝室の環境を見直すことからでも、良質な睡眠につながります。以下のポイントを参考にしてみてください。
■ 快適な眠りに大切なのは温度より湿度。除湿機やエアコンのドライなどを活用して、湿度を50〜60%に保つと眠りやすくなります。
■ 寝具で湿度をコントロールすることもできます。日本で昔から愛用されていた蚊帳には、湿度を調整する機能のある麻が多く使われていました。麻の中でも肌触りの良いリネンなどをパジャマやシーツに取り入れるのも良いでしょう。
■ できれば寝室は寝ることだけに集中できる環境が望ましいです。仕事のデスクなどは置かず、電磁波やブルーライトを発するテレビやスマホも置かないことがベスト。代わりにグリーンなどを置くとリラックスできます。
■ 人は朝日を30分浴びることで体内時計がリセットされ、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が止まり、体が活動的になります。夜勤のお仕事などで昼に睡眠を取る必要がある場合を除き、寝室のカーテンは遮光カーテンではなく、ある程度光を通すカーテンがお勧めです。
■ 寝室の照明の色はメラトニンの生成を抑えるブルー系を避け、赤色系を推奨。調光式のLEDであれば電球色に調節を。また眠る時は、全ての明かりを消して部屋を真っ暗にする方が良いです。
■ トイレなどで夜中に起きた時に明るい光に触れると覚醒してしまうため、接触する灯りを豆電球程度の50ルクスまでに抑えることがお勧め。廊下は足元灯などで誘導、トイレ内も足元だけを照らすタイプの商品や間接照明を活用すると再入眠しやすくなります。
■ 加齢と共に睡眠が浅くなり、早く目が覚めてしまうのは、眠る体力がなくなったからではなく、基礎代謝が減って活動量が落ち深い眠りに落ちにくくなるから。加えてトイレが近くなり、一度トイレに行くとますます眠れなくなることも。寝室からトイレまでが遠く、階段の昇り降りなどを要すると、睡眠不足に加え怪我のリスクも高まります。可能なら寝室をトイレと同じ階にする、近くの部屋に変えることなどを検討してみましょう。
寝具選びもリフォームも、10年後の生活をイメージすることが大事。今は苦にならないトイレへの行き来や、布団の上げ下ろし、床に敷いた布団からの起き上がりなどが負担になるかもしれません。
また自分に合うものもそれぞれなので、勧められたもの、高いもが必ずしも自分に合うとは限りません。自分に合う環境を整えることができれば、眠りの質も向上し、暮らしも楽しく豊かになります。良い眠りのために生活習慣、寝具、寝室、インテリアなどを見直してみてください。
次世代ミラー体験や、PEACE ARTの販売も
その他にも次世代ミラーの体験コーナーやPEACE ART販売のコーナーなどが設置され、リフォームのご相談にも多くのお客様に足を運んでいただきました。ありがとうございました。
今回初めてご紹介した次世代ミラーは、従来のやや青みがかった鏡に比べて、驚くほどクリアに映ることが実感できました。トータテリフォームセンターでは現在、追加料金なしで次世代ミラーの設置に対応しています。玄関、クローゼット、洗面室などに鏡が欲しいとお考えの方は、ぜひ相談してみてください。
トータテリフォームセンターでは、庚午店、安佐南区川内の北店、そごう広島店新館5階のトータテリノベスタジオで随時相談を受け付けているほか、定期的にこうしたイベントを開催しています。
リノベーション・リフォームを検討されている方、中古購入してリフォームするか新築か迷われている方、最新の住宅設備を見てみたいと考えている方、いつでもお気軽にご来場、ご相談ください。
シンプルな間取りや丈夫な素材、平屋づくりなど、災害に強い家に共通する特徴がいくつかあります。
リフォームや新築を検討している方は、住宅設備を工夫して、災害に強い家づくりを目指すことが大切です。
台風に強い家はどのような工夫が施されているのでしょうか?風当たりの強い家はどう対策すればいいのでしょうか?台風による被害に遭わないためにも、家づくりを工夫することが重要です。