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トータテリフォームセンター協賛「広島湾岸TRAILRUN2022」が開催されました

トータテニュース
2022.10.06

トレイルランニング」という競技をご存知ですか?登山やハイキングに利用されるトレイル(山道)を走る欧米発祥のスポーツで、近年日本でも幅広い世代で競技人口を増やしているスポーツ。9月24日(土)〜25日(日)に、広島で初めてのトレイルランニング(トレイルラン)の大会「広島湾岸TRAILRUN2022」が開催されることとなり、トータテリフォームセンターは協賛として大会をサポート致しました。
主催した 一般社団法人 ITADAKI高橋さんに伺った競技の魅力と、大会時の様子をご紹介します。

広島湾岸TRAILRUN2022

「広島湾岸TRAILRUN2022」はどんな大会?

欧米で広まり、近年日本でも人気が高まりつつあるトレイルランニング。世界的に知られる大会に、フランスのモンブランで開かれるUTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)などがあり、日本でも2012年から富士山を舞台にしたUTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)などが開かれるようになりました。

競技人口の増加に伴い各地で大会が開かれるようになり、広島でも本格的なトレイルラニングの大会を開きたいと、ITADAKIの皆さんをはじめ関係者の方々が7年前から企画・調整に奔走。ようやく実現の目処が見えてきた時に発生したのが、予定コースの山間部を崩落させた2018年の西日本豪雨と、続くコロナ禍。

こうして関わってきた人々の思いが7年越しに結実し、ついに開催の日を迎えたのが「広島湾岸TRAILRUN2022」。直前の3連休は台風に見舞われたので、本当に無事に開催できて良かったです!!

トータテリフォームセンター
〈ITADAKIのマーケティンググループリーダー高橋さん(中央)とトータテリフォームセンター代表の菅野さん(左)、広報担当の寺田さん(右)〉

そうした経緯から、トレイルランニング愛好者の方々には数年前から「広島で大会が開かれるらしい」と知られており、開催を待ち望んで初回大会に参加された方も多くいらっしゃったそうです。最終的に男女総勢500名を超えるエントリーがあり、全国各地から参加者が集まりました。

9月23日(祝)13:00〜受付開始

スタート&ゴール会場となったのは、中区基町中央公園西側の河川敷にある中央公園基町環境護岸。大会前日に同会場で受付が始まりました。
通常のマラソンと大きく異なるのは、選手の皆さんが自分で必要な荷物を背負って走ること。コースは100km超、夜間や山の中も走るため、ヘッドライト、補給食、ドリンク、防寒着・雨具などを携行します。コース中に設置されたエイドステーションと呼ばれる補給所にドロップバッグと呼ばれる荷物を用意しておいて、中身を入れ替えたりもされるようです。受付時には、安全のために必ず必要とされる物を備えているか荷物の確認も行われていました。

トータテリフォームセンターではこの日、選手の皆様にオリジナルのお水とウェットティッシュを配布。
「楽しんでくださいね」とお渡しすると、皆様笑顔で受け取ってくださいました。さすがはアスリート、爽やかです!!

トータテリフォームセンター


9月24日(土)6:00〜スタート

スタートは朝の6時。また薄紫がかった朝の空気の河川敷を選手の皆さんが駆け抜けていきます。
高橋さんにお聞きした「広島湾岸TRAILRUN2022」の特徴の一つは、トレイルランニングでは珍しい都心部スタート。アクセスが便利で、遠方から参加される方のホテルも近くに多くあり、レースと合わせて平和公園や宮島などの広島観光も楽しんでいただけること。そして太田川沿いのロードから山間部へと、道や景色の変化に応じて、自然が身近にある広島の魅力を感じていただけるコースになっていることがポイントです。

広島湾岸TRAILRUN2022
広島湾岸TRAILRUN2022

選手の皆さんは「WANGAN」のリボンを目印に、総距離108km累積標高6,900mのコースを走り抜けます。並走する人、区間の見回りをする人、途中のエイドステーションで準備をする人など、たくさんのボランティアの方々に支えられて大会が実施できるそうです。
ちなみにエイドステーションでは、広島の企業様の協賛を得て、広島菜やゆかりのおむすび、もみじ饅頭、オタフクソースにも使われているデーツなど広島らしい食も多数ご用意されました。

WANGAN

コースは基町の川沿いから、戸坂、白木を通って山間部に入り、太田川流域を取り囲む山々をぐるりと回って竜王から戻って来るコース。仮眠施設なども備えられていることが、このレースの過酷さを物語っていますね。

コースマップ
〈広島湾岸TRAILRUN2022HPより〉

9月25日(日)10:00〜表彰式

スタート日の夜から翌日にかけて、選手たちが続々と河川敷のゲートに戻ってきます。表彰式は10時からでしたが、その準備を進めている間にも次々に選手たちがゴールされていました。
ゴールテープを切って笑顔を見せる人、倒れ込む人、過酷なレースを乗り越えた一人ひとりに拍手が送られます。

広島湾岸TRAILRUN2022

やがて定刻となり、ステージでは表彰式が始まりました。まずは女子から。1位の選手は18時間24分38秒という好成績。すごいです!!
プレゼンターは、日本のトレイルランニングの第一人者であり、今回のレースとコースのプロデュースを務めた奥宮俊祐さんでした。

奥宮俊祐
広島湾岸TRAILRUN2022

続いて男子の表彰式。トップの記録は14時間44分6秒。朝6時にスタートして夜の9時前には帰って来られていたということです。なんてタフなんでしょう!!

広島湾岸TRAILRUN2022
広島湾岸TRAILRUN2022

県外から参加された選手からは、「記念すべき第一回大会だから参加したいと思いました」「大都会と大自然が近い広島の魅力を感じました」「途中でウサギと出会いました」「川で泳ぎました」など、大会を楽しんでいただけた声が多く聞かれました。
また男女とも地元広島から参加された選手が入賞され、広島のトレイルランニングを盛り上げるきっかけにもつながったと思います。

コースが多彩で、自然や風景を楽しみ、人へのリスペクトや感謝があふれることも、トレイルランニングの魅力だと感じた3日間になりました。
今回の実績を踏まえ、「広島湾岸TRAILRUN」は来年以降も毎年開催を目指すそうです。
高橋さんのお話では、トレイルランニングは「昔陸上をやっていた」とか「山登りが好き」など競技者の入り口が広く、世代も20〜80代と幅広く、コア年齢層は40〜50歳代なのだそうです。興味を持たれた方は、今からトレーニングを始めて「広島湾岸TRAILRUN」の参加を目指すこともできますよ!!

トータテリフォームセンターをはじめトータテグループでは、これからも地域のスポーツのサポートなどを通して、地域の活力を応援してまいります。

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