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工法によって家にはどんな違いがありますか?
【今月の質問】
2世帯住宅の建築を検討していますが、父が「昔ながらの木造建築で建てたい」と言います。
どのような工法になるのでしょうか? また、工法によってどんな違いがあるのでしょうか?
(東広島市 Aさん/30代男性)
【今月のトータテさん】
トータテハウジング 設計課 課長/一級建築士 若狭 伸
お父様の言う昔ながらの木造建築というのは日本で古くから発達してきた伝統工法を発展させた構法で、主に柱・梁・筋交い(耐力壁)で構成され在来工法(木造軸組構法)と呼ばれる近年の一般的な形です。開口部をたくさん設けることができるなど設計プランの自由度の高さが魅力の一つです
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対して2×4(ツーバイフォー)工法は、いまや国際的な住宅工法として世界中で広く普及しています。
日本での正式名称が枠組壁工法と呼ばれ、約2インチ×4インチ(ツーバーフォー)材を主とし、わかりやすく規格化された、主に六種類の構造用製材と面材により構成されます。
床、壁、天井(屋根面)で6面体の箱を造り、箱を組み合わせていくモノコック構造で、耐震性・耐火性・断熱性・気密性・防音性を高次元で実現できます。
.当社には様々な工法のバリエーションがありますが、当社が創業50年の歴史の中で培った様々な技術とノウハウを駆使して、お客様のご要望・予算・間取り・デザインなど、住まいに対して求めているものを明確にしていくことによって、工法の選択も含め、お客様だけのオンリーワンの家づくりをご提案させていただいています。
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お父様が希望されている在来工法は、設計プラン(材種・間取り・デザイン等)に対する高い自由度が魅力ですが、木材の接合部(継手・仕口)の強度に関しては 若干の不確定要素もあるのが実状です。
この継手・仕口とは木材同士を切り欠いて梁や柱を組み合わせる手法のことですが、この部分が木材の断面欠損を生じさせ、組み合わせ・プランによっては強度的に弱点となる懸念も持ち合わせています。
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そこでこのたびここに注目し、仕口・継ぎ手部分に先進の
接合金物、柱・梁には強度の明確な集成材を採用することで、在来工法の設計自由度の高さに確実な強度を持たせた当社独自の新しい在来工法を開発し、東広島に12月1日(土)にOPENする新しいモデルハウスに取り入れました。
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この新モデルハウスでは、新工法ならではの強度によって、これまでの在来工法では難しかった大空間も実現。
また、さまざまな建材を取り入れやすい特性を活かして、地域産業への貢献につながる広島県産材も採用しています。
さらに接合部の確実な強度により、従来から行っている構造計算の精度も向上し、1邸ずつ最適な構造耐力・バランスを確認していくことが可能になりました。
最新の在来工法事例として参考にしていただけると思いますので、ぜひ一度ご覧ください。
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それぞれの工法によって得意分野がありますので、2×4工法はもちろん、進化した在来工法も
選択肢に加えることで、よりお客様のご希望に柔軟に対応できると考えています。
そのほか何か気になることがありましたら、何でもお気軽にお尋ねください。
お問い合わせ
トータテハウジング
広島市中区千田町2丁目5-44
TEL 082-247-3133
東広島モデルハウス
12月1日(土)オープン!
東広島ハウジングフェア展示場内(東広島市西条中央3-23-18)
【お問合せ先】0120-034-155
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