患者様に寄り添う矯正歯科クリニック

住まいを建てたい

2019.12.25

お邪魔したのは、トータテハウジングのお客様、東広島市のののやま矯正歯科医院様です。
院長の野々山先生が貴重なお休みの日にお話を聞かせてくださいました。

まず驚いたのは建物の大きさ。敷地面積1000㎡弱、建築面積約400㎡弱と、トータテハウジングの施工実績の中でも最大級のスケールです。
野々山先生は、以前は東広島駅前のビルで、複層フロアを活用して開業されていましたが、昇り降りを不自由に感じていらっしゃる患者さんもいるかもしれないと考え、新しいクリニックは中にも外にも段差のないフラットなワンフロアを希望されていました。
また天井高も、開放感を感じさせ、しっかりと光が入る高さを実現したいとのご希望も。
担当した前田さんは、設計、技術スタッフと相談し、トータテハウジングの持つ構法のうち、木材で大空間を作り上げることのできるSE構法で実現しました。

こうして生まれた高さ5mの天井は圧巻。エントランスゲートのピロティから、受け付けのフロントスペース、治療室まで、すっきりと開放的で明るい空間が続きます。
その一方で、広い空間が苦手という患者様に配慮し、ロビーや治療室の一部に通常の天井高のスペースも設けています。
これはデザイン目線だけでは気づきにくい、これまで多くの患者様に親身に接してきた先生ならではの配慮と感じました。

もう一つのこだわりは、なるべく色を多用しないこと。
色数を抑えてシンプルに、という要望に白をベースにした色調で内装をまとめました。
壁の下部は、小さなお子様が汚してしまってもすぐに拭き取れる素材にとの配慮からクッションフロア材を使用。コーナーやクロスとの境目にはブロンズ調の見切り材を用いたことで、高級感の演出にもつながりました。

先生にとっては3回目になるクリニックの移転・開設。家も「3回建てると理想の家になる」とよく言われる通り、これまで患者様たちと向き合ってきた経験を活かして、歯科医師としての一つの集大成となるクリニックづくりに、更地の状態、まさに一から取り組まれた先生。前田さんをはじめとするトータテハウジングスタッフも最善の提案で、その思いの実現に応えていきました。
まずは患者様が気持ち良く治療に向かえる雰囲気づくりや、自身やスタッフが働きやすいレイアウトを最優先で実現。その上で、こだわるべき箇所とシンプルに抑えても良い箇所を、これまでの経験も活かし、提案を求めた上で見極めていくことに。
例えば患者様を最初にお迎えする受付カウンターは、雰囲気やデザインにこだわり人造大理石のオーダーで設えましたが、窓や建具などは機能性とデザインが合うものがあれば既製品なども上手に活用されました。

11月16日のオープンから一ヶ月あまりが経過。駐車場も広く、建物も新しくなったことで、これまでの患者様はもちろん、以前の患者様も再来院され、「素敵ですね」「綺麗になりましたね」と喜んで通っていただいているとか。
かわいいキッズコーナーも大人気だそうですよ。

ののやま矯正歯科医院の治療理念は、「自分の家族にしたいと思える治療を患者様に提供すること」。
これまで多くの患者様に向き合い、最善の治療をご提案できる幅広い技術を培い、カウンセリングと精密検査をしっかりと行った上で、患者様の納得がいく治療方針を決定していきます。
「私も歯科医として約25年の経験を重ねたからこそ、様々な患者様の思いや事情も理解し、配慮を寄せることができるようになったこともあります。矯正治療を通して、明るい気持ちや、人生の彩りを見出していただけるような、何か支えや力になっていきたいと考えています。そんな懐の深い治療をめざし、新しくなったクリニックでさらに研鑽を重ねてまいりますので、どんなことでも気軽に相談してみてください」
新しいスタートに際して、そう語ってくださった野々山先生。
気になることがある方は、ぜひ先生を訪ねて、新しいクリニックの心地よさも感じてみてください。

またトータテハウジングでは一般的な住宅だけでなく、こうしたクリニック、美容院、店舗など、多様なご要望にお応えしています。こちらもお気軽にご相談ください。